★3 | 冷酷な空気が画面から伝わる。登場人物全員が感情移入し難いため困惑するが、ちっとも収束していない設定や戦闘シーンなどの演出からすると雰囲気重視で見る作品か。 (ガリガリ博士) | [投票(1)] |
★3 | ちょっと変わったアクション映画としての「ものめずらしさ」はあるが、それ以外のインパクトに欠ける。主役のシアーシャ・ローナンは健闘しているし、ケイト・ブランシェットもいかにも悪そうで良かったが、今ひとつ突き抜けるものがない。 (シーチキン) | [投票] |
★4 | 物語の種々の要素がとっ散らかしのまま一向に消化されないので珍作感が甚だしい。また、アクションをやりたくて仕方なかったジョー・ライトがこの題材を選択したことに驚きはない。バスターミナルから地下道にかけての長回しをエリック・バナの格闘で締め括る、なんていう頑張り演出は微笑ましい限りだ。 [review] (3819695) | [投票(4)] |
★2 | 美術に凝ってる割に映画的に機能させる気は皆無で、それが審美的な画として消費されていくつまらなさ。どうでもいい糞映画だがケイト・ブランシェットへのフェティッシュな演出は中々よかった。パンプスを脱がせて足裏を揉む、それをシアーシャ・ローナン視点で捉える変態性。なんなのだ、これは。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | 16歳で迎えた第二の出生が、人間としての社会デビューでありながら、最も反社会的な「人間」の誕生であるという悲劇。善と悪の危うい二元論が支配するなか、獲物を撃ち損じることを良しとしない少女の行く末に思いを巡らせてみれば、なかなかに切ない話である。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] |