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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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戦場のピアニスト(2002/英=独=仏=ポーランド)************

★4監督は、ポーランド分割に始まる祖国の苦難の歴史をシュピルマンという男に仮託した。[錦糸町シネマ8楽天地3/SRD] [review] (Yasu)[投票(9)]
★5事実を正確に映し出そうとする持続的で冷静な意志。この映画はまたとない貴重な記録であると同時に、作者のめらめらとした心熱が伝わる傑作だ。自分のまなざしが自分の意志でどうにもならなくなるという、傑作を目にした時に必ず起こる現象を久々に体感。 (ジェリー)[投票(1)]
★4活劇性というのは主人公が大活躍し、自らが危機的状況を打開していく、といった展開だけではない。とてつもない恐怖から逃げまどい、ひたすら隠れることでも活劇性は維持される。 [review] (ゑぎ)[投票(5)]
★5意外や、秀作です。ポランスキー、美術・映像・配役すべて見事。やはりドキュメントしておかなければならないものはあるんですね。その真摯な思いが伝わる。後半逃げ隠れし、擬態とまで世を忍ぶ姿はしつこく長いが、幻想ポロネーズを弾くシーンは [review] (セント)[投票(6)]
★5ドイツ軍将校の前で奏でるピアノのメロディーと光の筋に見える小さな埃の数々に自分の涙が重なってしまった。不覚!かように嗚咽すうほどの感動はしばらくぶりだった。 [review] (chokobo)[投票]
★4悲劇も恐怖も意外に淡々としているもの。だからこそ悲惨。逆に歓喜も幸福も極めて淡々としているもの。この映画の演出の演出たる所以。鼻白むと同時に安心が欲しくて期待もしてしまう。で、その期待の先がドイツ将兵、ってこと? [review] (動物園のクマ)[投票]
★4「事実」を描ききった労力には敬意を表したいし、確かな演出力にも脱帽だ。エイドリアン・ブロディも確かに素晴らしい。しかし、それだけに平板な映像には「なぜ?」。撮影が良ければ恐ろしいほどの傑作に成り得たのにと残念で仕方がない。 (ナム太郎)[投票(1)]
★3理不尽な差別と有無を言わさぬ暴力から逃げ回り、身を潜め、隠れ続けることだって立派な抵抗である。ピアニストは居場所を奪われ、横暴に脅え、惨状に絶句し、ボロボロになりながらも本能のままに自由を求め続けた。可能性ではなく継続に意味があるのが抵抗なのだ。 [review] (ぽんしゅう)[投票(3)]
★2こう言う観方をするのは邪道なんだろうけど、どうしても他の作品と較べてしまう… [review] (甘崎庵)[投票(4)]
★4ナチスの残虐さは既に幾つもの他の作品で描かれてきておりこの作品で特に新しい見せ場はない。随所で使用されたピアノ曲の響きが魂を揺さぶる。全体に平盤に見えるからこそ説得力が逆にあるのだろう。 (RED DANCER)[投票(1)]
★4あくまで歴史の傍観者。つねに置き去りにされ、運命と人の情けに流されるがママの主人公。あるいは、個人と歴史の相克の狭間で。個人は歴史を変える事が出来ないというペシミズム。 [review] (ボイス母)[投票(1)]
★3「死にたくない。もっと、生きたい。」 そんな当たり前の欲求にさえ罪悪感が付き纏った不幸な時代の不毛な戦争。 [review] (町田)[投票(2)]
★4ホーゼンフェルト大尉をもう少し描いてもよかったのでは (TOMIMORI)[投票]
★4何もしない・何もできない人物を主人公に据えることで、戦争を客観的に描くことに成功している。前半の寒々しい街の風景は『旅芸人の記録』に似ていた。 (太陽と戦慄)[投票(1)]
★4淡々とした描写が逆にショックを与える。 (赤い戦車)[投票]
★4ピアニストはピアノで語れ。ポランスキーならではの「視点」。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(22)]
★3リアリズムに徹すると映画はつまらなくなる…ということか。 [review] (緑雨)[投票(17)]
★4ホロコーストへ移送される家族との別離をも瞬く間に流して行き1歩間違えればコメディになりそうな流される主人公の流転の果てが傍観者を経ての終末的孤独というオリジナリティある作劇。前半のゲットーが圧倒的なだけにCG依存の後半は惜しまれる。 (けにろん)[投票(4)]
★3リアリズムを前提にドキュメンタリー・タッチで綴るという自らに課した命題を、二カ所で自ら大きく裏切っている。その二カ所にポランスキーのご都合が滲み出てしまっている。 [review] (kiona)[投票(7)]
★4前半のテンポの良さを、後半も引き継いでくれていたらなあ。 (kenichi)[投票(1)]