「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
孤独な場所で(1950/米) |
夜間シーンの撮影が圧倒的にすばらしいのだが、「ハンフリー・ボガートが脚本家」という絶妙な加減で説得力を欠いた設定自体がまず面白い。いやあ、それにしてもこのボガートは本当に恐ろしい。ロバート・ミッチャム並みに恐ろしい。 [review] (3819695) | [投票(2)] | |
内省性、サスペンスとユーモアの複雑な混交、登場する人物一人一人の奥行きの深さ、躊躇無く5点を献上する。94分の尺とは思えないくらいドラマが豊かにふくらむ。主役二人の住む、向き合うアパートメントハウスのセットが、この傑作に不可欠の貢献をしている。 (ジェリー) | [投票] | |
凄いメロドラマ。ボガートが圧倒的な迫力で「切れる」男を演じている。 [review] (ゑぎ) | [投票] | |
離婚に向かうニコラス・レイとグロリア・グレアムの私映画らしく『生まれながらの悪女』と一対、『イタリア旅行』『気狂いピエロ』の先達なのだった。とても形而下的な短気は損気の赤裸々な告白が苦い。 [review] (寒山拾得) | [投票] |