★3 | さほど複雑な筋を持たせているわけでもないのに、やたらこせついた演出が鼻につく。自然音をあえて消してアフレコを多用した作りが結構うざい。それでいて海浜光景などの微妙な光加減の撮りのうまさは一級品なのだから、やはり見ておいて良い映画。 (ジェリー) | [投票(2)] |
★3 | 映像詩なんて云うと格好いいがフランシス・レイに喚起された安直な即興撮影。ただしこれがとても快いので困ってしまう。特に車や馬の運動を横移動しながら撮ったカットは気持ちいい。エンディングを組織するための方便であることは判っているが、ベッドシーンのフラッシュバックと説明的なBGMがつまらない。 (ゑぎ) | [投票(3)] |
★4 | 映像はカラーは人物が海に溶けるぐらい極美。一方、白黒はより秀逸。台詞に意味を持たさず、映像だけで映画が進む。今見ても斬新だが、ただ内容がなさ過ぎる。 (セント) | [投票(4)] |
★3 | 即興撮影だからこその、作って作って作りまくった編集に、分かっていながら気持ちよくなる不思議。 (動物園のクマ) | [投票] |
★5 | ガキの頃見てわからなかった大人の女の魅力が今ならわかる。あぁ、私もモンマルトル1540のドアをノックしたかった!! [review] (ナム太郎) | [投票(5)] |
★3 | 感情的な台詞をことごとく排除し、光と影、色、音楽のみで1時間45分の長編メロドラマを成立させてしまった奇跡的作品。この後、映画はもとよりCF、TVドラマ、ファッション写真、音楽ビデオの世界にあまたの模倣の山が瓦礫と化して散在している。 (ぽんしゅう) | [投票(6)] |
★3 | 映画の基本を極限にまで推し進めた形とも言えるでしょう。 [review] (甘崎庵) | [投票(1)] |
★5 | 耳に馴染んでいるテーマ曲。スチル写真では見たこともあるカット。モノクロの混在も魅力的な演出となっている。これまでに見たカンヌ・グランプリ作品のなかで個人的には一番だ。
(RED DANCER) | [投票] |
★4 | このセミ・ドキュメンタリーなタッチに感心。
恋が生まれるちょっとした人生の瞬間を切り取ってみせるこの手つきの鮮やかさよ! [review] (ボイス母) | [投票] |
★5 | 冬の海岸、灰色の夕暮れ前の空、子供達2人、風に髪がなびくアヌーク・エーメ、走り回る犬、そしてフランシス・レイ。映画史上、最も幸福な瞬間。この直後、白黒の抱擁シーンにつながる編集の切れ味に、また、痺れます。・・・
[review] (いくけん) | [投票(13)] |
★3 | 曲がりきれそうもないカーブに突っ込むのが男で、秋の夕方の空のように変わりやすいのが女。『男と女』と聞いて反射的にフランシス・レイを口ずさめるのはお洒落な人、野坂の「黒の舟歌」が流れて来るようじゃ駄目な人。 [review] (町田) | [投票] |
★4 | とにかく音楽と映像に酔いしれたい。
[review] (TOMIMORI) | [投票(2)] |
★5 | 世界一どーでもいい話。★5 [review] (ペペロンチーノ) | [投票] |
★3 | 女は誰もが目を惹かれる美女、男は一流レーサー、という時点で相当鼻白む設定だが、一切の衒いもなく押し切る力強さには感服。 [review] (緑雨) | [投票(2)] |
★4 | 主役2人の微妙なエッジの効き加減がモノクロ画面とシンクロして甘さを緩衝。そのうえでルルーシュは砂糖菓子のようなボサノバを流し恰好つけまくりのソフトフォーカスをこれでもかと垂れ流し臆面もない。ヌーベルバーグに倦んだ時代に現れた新古典主義。 (けにろん) | [投票(1)] |
★5 | 「映画は男と女と車があれば作れる。」といったのはゴダール。ゴダールの映画と対極の所にあるが、この映画も「男と女と車と音楽」の映画だ。 (ina) | [投票(11)] |