★5 | これはとても面白くて、チャーミングな映画だ。やっぱり、ジャン・ピエール・レオーは希有の役者であることを痛感させられる。しかしそれ以上にカフェの空間を利用したゴダールらしい「すっとぼけた」演出と濃密な空気を切り取った撮影が素晴らしいと思う。 (ゑぎ) | [投票(1)] |
★5 | ゴダールは詩人です。女性不信なのか照れ屋なのか意外とシャイな所も可愛い。まだ、女を信じてた時のいい映画だ。私たちの青年期に悩んだテーマがここにあり、試行錯誤もある。ああ、こんなチャーミングなゴダールを見るのも久し振り。 [review] (セント) | [投票] |
★3 | 時代状況と噛み合わないゴダールの焦りと苛立ち。しかもそのズレはフワフワと掴みどころが無く実態が見定められない。そんな安定を欠いた関係が、そのままポールとマドレーヌに投影される。ネガティブな状況が、すこぶるお洒落な恋愛映画を生んだ稀有な例。
(ぽんしゅう) | [投票] |
★3 | あの『中国女』と同じトーンの映画と思いきや、なかなか楽しめたのは女の子たちがとてもチャーミングだったからでしょうか。皮肉ではなくゴダール作品を心から楽しめる感性が欲しいなぁ。 (AKINDO) | [投票] |
★5 | 自然な雰囲気が心地いい。シャンタル・ゴヤの笑顔がすごく印象的で、今までにみた青春映画とは本質的な何かが違う。 (buzz) | [投票] |
★5 | 男性と女性、映像と音、思想と感情が、剥離しながらも絡み合う、それはいつの時代にも共通の、ごくごくありふれた青春の悲喜劇だ。レオーもゴヤも最高に自然体で芝居気たっぷり。音楽もカメラの動きも素晴らしい。 (町田) | [投票] |
★4 | 理解できたとは言いがたいが、ゴダールの苦悩がなんとなく伝わってくる作品だった。しかし映像も音楽も洒落ている。「FIN」の出し方も面白い。 (太陽と戦慄) | [投票(1)] |
★4 | (05・8・11) [review] (山本美容室) | [投票] |
★3 | 「一人殺すと殺人者になる。多数殺すと英雄になる。『皆殺しだと天使』になる。」 (tredair) | [投票(1)] |
★4 | ジャームッシュやキューブリック(『フルメタル・ジャケット』のインタビュー)の引用元と思しき箇所があって興味深い。音響センスの良さも特筆に値する。お気に入りは1分半レコードを含む長回しの場面。しかし後半は政治色が強くなり少々だれるか。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | 痛々しい青臭さが、拙くも、あの娘の共鳴を得て、響き合おうとした瞬間、世間の騒音に掻き消される。無い頭をどんなにかひねって紡ぎだそうとした理想も、世間と女の子の“実存”を前にしては、泡と消えた、そんなあの頃を思い起こせば… (kiona) | [投票(1)] |