★3 | この「家族」にも色々なドラマがあるのだろうが、老教授の立場からしか見られなかった自分には今一つ理解できなかった。[Video] (Yasu) | [投票] |
★3 | 教授の奥底で生涯ひそかに鳴動し続けていたのは「人を欲する」という動物のごとき激情。この映画もまた『ベニスに死す』と同様、発見と啓示の瞬間に挫折、転落していく知識人の物語。気品と美しさが溢れているおかげでこの残酷な短調のテーマを味わうことができた。
(ジェリー) | [投票(1)] |
★5 | 正当なのだが、どこか気恥ずかしさを感じる「私たちは皆、宇宙船“地球号”の乗組員!」てなアンニュイ文字の配列のキッチュなスローガン。それを創作した後は隠居、ではなくて、その後が大事ってことを教えてくれる作品。 [review] (ジャイアント白田) | [投票] |
★5 | 違う!これはマジだぜ!ホモをバカにするな!淀川長治先生を侮辱する者は許さないゾ! (chokobo) | [投票(3)] |
★4 | 封切りのとき、おかしい場面でも誰一人として笑わない岩波ホールの観客に驚かされた映画。こんな品のないストーリーなのに生真面目に観ていた観客に驚いたっけ。 (動物園のクマ) | [投票(1)] |
★4 | 自らが逃げ込んだ美術と音楽の世界で、やっとコンラッドとの接点を見いだしたときに見せる老教授の嬉々とした目の輝きの哀れなこと。豊かな教養と深い造詣にの中に生きているかに見える老インテリは、遥か昔に思考することを放棄した抜け殻でしかなかった。 (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★4 | 悪意を皮肉な目で見た社会に転換してしまうのもヴィスコンティらしさと言えるかも。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★4 | 外部からの侵入してきた強烈な個性がいつしか調和を生み出す。「家族」という言葉が持つ恐ろしさと美しさがここにはあった。 (buzz) | [投票(1)] |
★4 | ビスコンティジイさまのつぶやき。 (ボイス母) | [投票] |
★4 | いきなりやって来て、窓をこじ開ける。壁をブチ壊す。部屋を塗り替える。時代とは確かにそんなもので、受け入れるにしても拒絶するにしても、かなりの覚悟と忍耐力、エネルギーを必要とする。ヴィスコンティらしい平易で普遍的な物語。一幕ものの傑作。登場人物の関係を「映画史」に擬えて見るのも面白い。 (町田) | [投票(2)] |
★3 | 娘の声が綺麗で印象的。安っぽいシャンソンは余計 (TOMIMORI) | [投票] |
★3 | ブラックユーモアととってもいいのだろうか。 [review] (tredair) | [投票] |
★3 | ぶっ倒れた影響か以前と比べ求心力に欠ける印象。映像は豪華絢爛。 (赤い戦車) | [投票] |
★5 | リアリズムから象徴主義へ。見方によってはヴィスコンティのヘルムート・バーガーに対する「ピグマリオン」物にも見える。
[review] (ペペロンチーノ) | [投票(2)] |
★3 | 無礼と奔放は若さの象徴。老教授が彼等を受容してしまうのは、若さへの憧憬からか。 [review] (緑雨) | [投票(2)] |
★3 | 『テオレマ』倒置形のような設定だが悠々自適引き籠り老人に対しての共感がヴィスコンティに内在する以上ドラマ性も緩くなる。『勇者』なみの更なる悪意と過激が欲しいところだし屋内美術に魅力が無いので『ベニス』のような陶酔美もない。老残臭がする。 (けにろん) | [投票] |
★4 | パリの68年はほんの数年前。ヴィスコンティはいまわの際に夢から覚めて『揺れる大地』『若者のすべて』に回帰しようとして果たせなかった。 [review] (寒山拾得) | [投票(2)] |