「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
天使を誘惑(1979/日) |
支えや接点をなくした宙ぶらりんな登場人物たちは、まさに70年代後半の日本を覆っていた転換期の一瞬の浮遊感を体現している。この時代感覚に溢れた不思議な映画は、あの数年の曖昧な空気を察知した者にしか作り得ず、また理解できないかも知れない。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
意味もなく傷つけ合い、意味もなく愛し合う。優しさ故の残酷さ。子供っぽさ故の固さ。なんとも愛おしい作品。 [review] (ボイス母) | [投票(1)] |