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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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サイコ(1960/米)************

★5忘れ去られた場としてのモーテルの、罪や穢れを「洗い流す」はずのシャワールームで起こる惨劇。目指されているのは恐怖の量ではなく、質だ。撮影・演技・音楽・編集・舞台・小道具、ヒッチコックの指揮の下それらすべてはひたすら恐怖の純度を高めるべく按配される。 [review] (3819695)[投票(5)]
★5この映画の展開は一部「安達原の鬼女」話に近いものがあるけれども、絢爛たる映画技法の駆使によって、だれもそんな類似品の存在なぞ思い出しもしない。類似品との遠近で評価できないのがヒッチコックの底なしの凄さ。 (ジェリー)[投票(1)]
★5私的にはヒッチコックの最高傑作。この作品の前後に見事なカラー映画を作っておきながら、このモノクロのマジックには恐れ入ります。巧妙に計算しつくされた映画。 [review] (chokobo)[投票(2)]
★5口、目、へそ、シャワー、排水溝、、、丸い穴だけで怖がらせるすごさ。人を高いところから落っことすうまさ。すごいなあ。 (動物園のクマ)[投票(1)]
★4何をどう見せれば客は怖がるかを知っていたヒッチ・コックという人は、結局観客に絶対の信頼を置いていたのだろう。大音響やSFXに頼り切ったテーマパークのアトラクション的サスペンスやホラー映画に今何が欠けているかがよく分る。 (ぽんしゅう)[投票]
★5ヒッチコックが望んだもの。それは単純な恐怖だったのでしょうか? [review] (甘崎庵)[投票(8)]
★4単調な場面で恐怖感が沸き上がってきて次何が起こるのだろうとビクビクしながら見なければならない。ホントに怖さ満点。夜間の雨の中の対向車のヘッドライトだけでも恐怖感が・・・。 (RED DANCER)[投票(2)]
★5キュインキュインキュインキュイン(注・効果音です)うぎゃあぁあぁあぁ〜〜〜っ!!!(恐ろしさのあまり、叫び出すしかアリマセン) [review] (ボイス母)[投票(8)]
★4モノクロが恐怖をいっそうかきたててくれます。 (TOMIMORI)[投票]
★4いきなりの情事、という始まりだけでも先取的だったのでしょうか。 [review] (tredair)[投票(6)]
★33度見直したが、やはりこれはヒッチコックの中では弱い。中盤証拠隠滅を図る下りまでは、行動が理屈を先行しているため良い。が、後半部は逆にまず理由があってそこから行動が起こる。そのため乗れない。また、本作は単純な切り返しが多く視点の豊かさに乏しい。本来なら画面上に「母親」が現れた瞬間『めまい』の一人二役のように目眩を引き起こさねばならんのだが、ここでは只のショックに留まっている。 (赤い戦車)[投票(1)]
★5ヒッチコック一流の手練手管をあらゆる面から堪能できる。これだけ分かりやすくテクニックが駆使されていながら、それでも存分に楽しめる、というところが素晴らしい。 [review] (緑雨)[投票(3)]
★5お上品ポーズをかなぐり捨て、エロスと殺戮の扇情ショーに特化し心行くまでの技巧を注ぎ込む。キャリア最高のタイミングで産まれた願望の完璧な具現。モノクロ撮影や構成の断裂という逸脱までもが映画を神格化。生な情欲と不安心理が冴える前半が特に良い。 (けにろん)[投票(2)]
★4余計なものを何一つ見せない。潔癖なまでの娯楽演出。この作品に限らず、ぱくったものを浴びるほど先に見せられてしまうのは不幸なことだ。 (kiona)[投票(2)]
★4「不在」。それが一番の恐怖。 [review] (ina)[投票(28)]
★3今観ると古臭いし、ストーリー的にも火サスレベルだが、ラスト10分の緊張感はさすがだし、ラストシーンは不気味。['05.3.19DVD] (直人)[投票]