★5 | アレンの『野いちご』は露骨で騒々しい。そして、それで何が悪いのだとばかり、思いどおり成就しなかった現実をあれこれ悔やみこそすれ、決して原因について反省などしない。『スターダスト・メモリー』から17年。ガキのまま初老の域に達した男の居直りの傑作。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★5 | 『81/2』の器を借り自ら再演した『カイロの紫の薔薇』。その人の人生に意義を見出すのは他人の良識や価値観ではない。全ては本人次第だ。それは開放であって閉鎖ではない。寛容であって虚無ではない。こんな素晴らしいことを本当に可笑しい艶笑喜劇の中に忍ばせてしまうアレンってやっぱり世界最高の映画作家だと思う。 (町田) | [投票(2)] |
★2 | 珍しくギャグについていけないんだよなあ・・。 (青木富夫) | [投票] |
★4 | 好き勝手やってるなぁ。毎度毎度似たような話を手を変え品を変え・・・その才能には敬服する。 (ペペロンチーノ) | [投票(1)] |
★5 | フェリーニのようなものではなく混沌とした内実が希求する表現が深層のところで合致し吹っ切れた領域に突入したアレンの里程標。ゲスな女狂いは必至こくメガネ親爺の七転八倒によって緩衝され小説世界のナンセンスと混濁してフィナーレに雪崩れ込む。 (けにろん) | [投票(1)] |