★4 | 喜劇だろうが、変形したブラック・ノワールにも見える。渡辺美佐子が、ファム・ファタールとして実に魅力的。5人の悪党は戦後復興日本の凄まじいエネルギーの体現とも言え、5人にああいう結末を与えたところに今村らしい皮肉が効く。 (ジェリー) | [投票(1)] |
★4 | 俺はそんな馬鹿なことはしないという優越感が生む冷笑と、自分もそうかも知れないという不安感が生む苦笑い。生活背景を殆ど描かず、欲だけで念入りに磨かれた鏡のようなこの喜劇の登場人物たちに観客は自分の姿が移りこんでいるのを見てしかたなく笑うのだ。 (ぽんしゅう) | [投票(3)] |
★3 | ラストにかけての盛り上がりが個人的には白眉ながら、そこまでが長いかなぁ。 (ひゅうちゃん) | [投票] |
★4 | 今村監督が「今平監督」と言われるようになった、記念すべき作品。ただし先に「鬼の」と付きますが。 [review] (甘崎庵) | [投票(2)] |
★4 | 圧迫感のある前半から物語が奔放に流れ出す後半へ。そのダイナミックな事。
こんなにも「女」を、現代的にリアルにセクシーに描く監督はなかなか居ない。 [review] (ボイス母) | [投票(2)] |
★3 | 全員ウマイ!特に渡辺美佐子の色気には圧巻。 (直人) | [投票(1)] |
★4 | 60年代の日活アクションの作劇の動機を凝縮したようなタイトルで、渡辺美佐子姐さんのエロ炸裂で邪まな男性客の歓心誘う演出も、時代を先取りしているというか何というか。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] |