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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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抵抗〈レジスタンス〉 死刑囚の手記より(1956/仏)************

★5無贅肉の語りと結末に通俗的な(たがやはり聖的な)カタルシスが用意されている点で『スリ』と並ぶ。綺麗な顔立ちをした細面の男前が大好きなブレッソンだから他の囚人と異なってフランソワ・ルテリエには無精髭も生えない(目を凝らせばふぁふぁっとした薄い髭が確認できるカットもないではないのですが)。 [review] (3819695)[投票(1)]
★3主人公の三白眼が印象に残る。[下高井戸シネマ] (Yasu)[投票]
★5私がこの映画の一番良い部分を上げるとするなら何と云っても汚物用バケツを中庭へ運び、汚物を下水溝へ廃棄するという日課を何度も反復する部分だ。こゝにモーツァルトのミサ曲がかかる。不謹慎かも知れないが思わずニヤけてしまう面白さ。成瀬『浮雲』の森と高峰が歩くシーンの反復を想起する。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
★5乾燥している。 [review] (chokobo)[投票(2)]
★5聖職者の儀式のように道具を用意する。反復する洗顔とドアの開け閉めと排泄物の廃棄。主役はお馴染みの手と一音たりとも聞き逃すまいと張り詰めた顔。ラストは、らしくないけど、じわっと目が潤むハメになるのも、この人の作品では毎度のこと。傑作。 (動物園のクマ)[投票(1)]
★4音(錠前、軍靴、汽車、鉄柵、砂利)で閉塞感や焦燥感を煽る演出が抜群にいい。 モーツァルトのミサ曲も最初と最後とではまるで違って聴こえる。 (TOMIMORI)[投票(1)]
★3全編モノローグの嵐。なくてもよさそうなところにまでガンガンかぶさる。でも、ハウツーものとして見ればそれはそれでOKなのかも…。 [review] (tredair)[投票(3)]
★5脱獄という孤独な作業の擬似ドキュメント。多分あのラストシーンは、どんな脱獄映画の感動的なラストよりも、忘れられないと思う。 (くたー)[投票(3)]
★4ブレッソンにしてはちょっとしゃべりすぎか。しかし「音」を使った演出は見事。 (赤い戦車)[投票]
★3フランス製ハードボイルド(と言っていいのかどうか)は思わせぶりばかりが目についてどうも・・・ (ペペロンチーノ)[投票]
★3生き延びるという強固な意志が昇華してメタフィジカルに反戦思想に直結してこそブレッソンの価値があるのではなかろうか。言葉で語ってしまうところが意外であった。ベッケルの『』なんかを先に見てしまうと緩い映画にしか思えない。 (けにろん)[投票(1)]