★4 | 貸倉庫の中に置かれたカメラから撮ったカット。ドア(シャッター)が開き、マクドーマンドが現れる。エンディング(正確には最後から2番目のカット)はエンパイアの社宅の中のカメラから、ドア外を撮ったカット。マクドーマンドが屋外へ出て行く。
[review] (ゑぎ) | [投票(9)] |
★5 | アメリカンドリームを見てきた吾輩にとって、この映画はまさに衝撃的でした。映画の世界で、いよよ現実を直視する時代が到来したかのようです。また、こんなにじっくり人間を見つめたアメリカ映画も実に稀有です。 [review] (セント) | [投票(4)] |
★4 | 作中、何度も、何度も、何度も朝日が昇る。ファーン(F・マクドーマンド)が迎える“陽の光”は昨日も、今日も、明日も同じだが“光を迎える土地”は移り変わる。何に帰属して生きるかではなく、どう帰属するのかというオルタナティブな幸福を見い出すまでの一年。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(7)] |
★5 | 原作を読む前と読んだ後ではだいぶ印象が変わる。 [review] (甘崎庵) | [投票(1)] |
★4 | アメリカ人もハワイには行きたいと。でも、「ハワイアンセンター」は作らない。そういうところが、悪いけど、信頼できる。 [review] (G31) | [投票] |
★4 | 世界は世界である。「アリとキリギリス」も遠くなりにけり。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(6)] |
★4 | 幸せな人生なのか、不幸なのか、そんなこと簡単に決められないなと改めて思った。 [review] (緑雨) | [投票(1)] |
★5 | 冷たい外気から隔絶されたバン=繭の中で追憶の温もりに包まれ彼女は朽ちてこうとしている。経済変動が強いた生き方の変容やエコ回帰に耳を傾けても立つ地平が違う。手を差し伸べてくれる人にも黙して背を向けるだろう。断ち切ることができぬものがあるから。 (けにろん) | [投票(1)] |
★5 | 登場人物たちが垣間見せる感情の襞は、施設を拒み路上に留まる本邦ホームレスの矜持とさほど違うまい、という手触りが残る。マクドーマンドは『裁かるるジャンヌ』のマリア・ファルコネッティを想起させる。★6級。 [review] (寒山拾得) | [投票(4)] |