「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
わたしは光をにぎっている(2019/日) |
湖の桟橋。松本穂香の横顔のバストショットから始まる。オフで樫山文枝の声。この後、引き過ぎと思えるほどのロングショット、フルショットが続く。特に、屋内シーンの引き具合が普通でなく、まるで『愛怨峡』の前半部分でも目指しているのかと思う。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] | |
文字通り身の置き所こそが居場所であり、心のより所もまた「居場所」が定まってこそ生成されるのだという希望。だから澪(松本穂香)は、次の「場所」を見つけ、そこに居続けることで、あたかも「場所」を追われた者たちの希望の女神のように再生するのだ。 [review] (ぽんしゅう) | [投票] |