「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
ワンダーストラック(2017/米) |
『キャロル』監督の作としては何とも散漫な仕上がりだが、子役ひとつを見てもやっぱりアメリカ映画こそ世界一だと得心するには足る。アフロヘアっ子のジェイデン・マイケルがひたすら可愛く、ミリセント・シモンズの仏頂面と破顔の落差にも動揺する。オークス・フェグリーくん、あなたは髪を切りなさい。 [review] (3819695) | [投票(1)] | |
矢張り、どうしても最初に書きたくなるのは、1920年代と1970年代のNYの街並みや、人々のファッション等の再現の部分だ。 [review] (ゑぎ) | [投票] | |
ジオラマ等メカニカル意匠が気合い入りまくりなのだが哀しいかな筋に絡みきれず機能しない。2つの時代のカットバックが収斂するのも拍子抜けな帰結。だが現在形70年代の切ないまでの景観と途中から同道する少年の予想外の孤独が胸を打つ。それが裏テーマ。 (けにろん) | [投票(1)] |