★4 | 本作品は、リーダーと妻の物語であり、リーダーと秘書の物語として読むべきである。妻や秘書が画面に登場するときに、リーダーの悩みも迷いも映像に浮かび上がる。それにしても、登場人物の「顔」が良い映画である。英国制作映画の最大の美質というべきか。 (ジェリー) | [投票(2)] |
★3 | 異常な俯瞰の映画だ。まずは、ファーストカットが議会の真俯瞰、ということで、その宣言がなされている。以降、何度も鳥瞰、大俯瞰があるのだが、まるで『アメリカ交響楽』のラストのような、真俯瞰での大気圏外上昇移動まで見せる。 [review] (ゑぎ) | [投票(4)] |
★5 | 嫌な奴だからこそ出来る決断というのもある。そしてそれが最も正しい道を進むこともある。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★4 | チャーチル当人の思いとは別に、案外歴史ってのはちょっとしたことで左右されんのかもと思わされっとこが好きです。 [review] (G31) | [投票(2)] |
★4 | 原題と邦題でだいぶ印象が変わる。人は偏屈な方がいいのか悪いのか・・・。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(3)] |
★3 | 『つぐない』でも思ったのだが、ジョー・ライトという作家は、技巧に優れ極めて端正に史劇を撮ることができる一方で、基本的にはエンターテイメント志向なのだな。だからか、どこか「軽さ」を感じてしまう。 [review] (緑雨) | [投票(4)] |
★4 | ヒトラー嫌いの一念に突き動かされた世界観は何千人もの見殺し作戦にもGOを出すが、穏健派に追い込まれ頼みの綱にも袖にされ窮地に。その釣瓶打ちの追い込みの徹底振りと密室での国王との一幕の鮮やかな契機。怒涛の地下鉄へ繋がるベタな浪花節だよ人生は。 (けにろん) | [投票(2)] |