「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
バーニング・オーシャン(2016/米) |
かなり面白いパニック・モノの新たな佳作だ。まず、のっけから、何だか良くわからないが、海底に突き刺さっているパイプの水中映像が、外連味たっぷりでドキドキさせられる(前半この映像が度々繰り返される)。その直後の、マーク・ウォールバーグとケイト・ハドソンの朝の閨房シーンの光の扱いもなかなかいい。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] | |
個々のエピソードはまったくそのままではないだろう。でも出来事の本質は外してないと思う。映画の文法を熟知した語り口が気持ち良い。 [review] (G31) | [投票] | |
施設の破壊と人物の位置関係との連関を示すショットが無いから、炎をバックに慌てふためいたところでサスペンスや活劇性は何も生まれない。これでは施設がいくら爆発しようと瓦解しようと、「迫力のある一枚絵」で終わってしまっている。この監督は『ハンコック』や『バトルシップ』等(或は脚本の『ルーザーズ』)喜劇性のあるフィクションに路線を戻すべきだ。 (赤い戦車) | [投票(1)] |