コメンテータ
ランキング
HELP

「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

東京物語(1953/日) 早春(1956/日) 東京暮色(1957/日) 彼岸花(1958/日) 浮草物語(1934/日) 浮草(1959/日) お早よう(1959/日) 秋日和(1960/日) 突貫小僧(1929/日) 小早川家の秋(1961/日) 大学は出たけれど(1929/日) 東京の合唱(1931/日) 大人の見る絵本 生れてはみたけれど(1932/日) 秋刀魚の味(1962/日) 戸田家の兄妹(1941/日) 父ありき(1942/日) 長屋紳士録(1947/日) 晩春(1949/日) 麦秋(1951/日) お茶漬の味(1952/日)が好きな人ファンを表示する

FORMA(2013/日)************

★3ほとんどが遠くからのロングショット。街中でただ何となく人々を見ていればこんな感じだなあという映像だ。セリフは脚本があるとはいえほとんど役者任せ風。そのため会話は結構ちゃらく思える。 [review] (セント)[投票]
★5恣意を徹底排除することで「日常」に潜在するサスペンスを浮かび上がらせ、思いっきりの映画的力技でその「日常」を一気に解体し沈殿していた狂気をむき出しにする。強引な手口に好悪はあるかもしれないが、この無愛想な語り口の頑固さと、その才気に圧倒される。 [review] (ぽんしゅう)[投票(1)]
★5画面隅々まで張り詰める情動の予兆。長焦点レンズで切り取られた枠が日常を異化させるダイナミズムを生理的に知悉してるが、根底に横たわるのは同族嫌悪とも言える悪意。その確執は物語内の2人の女に留まらず作者自身が加担する3つ巴の様相にまで延伸する。 (けにろん)[投票(1)]