「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
Seventh Code セブンス・コード(2013/日) |
単純を窮めた原-映画的なプロット上で非-心理的なヒロインが格闘アクションを演ずる。すなわち『ビューティフル・ニュー・ベイエリア・プロジェクト』の姉妹篇。ボディ・アクションの鋭さはさすがに三田真央より劣るにせよ、人格が「空虚で満たされた」前田敦子は黒沢清の女優たる資格を十二分に有する。 [review] (3819695) | [投票(3)] | |
いい出だし。有無を言わさぬ理由の分からない展開で映画が走り出す。前田敦子が鈴木亮平を追ってきた理由が、もっともっとエンディングまで分からない、といった作劇が出来ていたら、大興奮だったろうに。 [review] (ゑぎ) | [投票] | |
女優前田敦子はもっと生活臭が滲み出るような役柄のほうが合ってる気がする。彼女の魅力を引き出せてるかどうか、という観点から見れば山下敦弘の『苦役列車』や『もらとりあむタマ子』に完全に負けている。 [review] (太陽と戦慄) | [投票] | |
日本でやりたくても様々な制約からできなかった黒沢清の欲望が、ロシアという異国の地を得て遂に解き放つことができたというか、そんな軽快さが漲っとるね。『リアル』の鬱憤を晴らすかのように好き放題やってる感じがいい。ランボーの詩が聞こえてきそうなラストショットはゴダールか? (赤い戦車) | [投票] | |
黒沢清、ついにタルコフスキーの域に達したのか?とにかく眠たい映画。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票] | |
半世紀前の最前線のオシャレな縮小再生産PV。コダールが観たら鼻で笑うと思う。 [review] (寒山拾得) | [投票] |