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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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悪魔の手毬唄(1977/日)************

★2謎解きのシーンが全てを台無しにするという推理小説の欠陥が赤裸に映画にも残っている。あらゆる生きた登場人物が謎解きという操り芝居の人形と化す。『砂の器』のような傑作級解法を望むつもりはないけれども、工夫のほしいところ。若山富三郎の下手さには背筋が凍る。 (ジェリー)[投票]
★3このシリーズは俳優で犯人がわかるよね。岸恵子は色香と華やかさが前面に出るので、この役柄はどうかと思う。まあ、それでも動機付けとかしっかりしてるから、かなり面白い作品に仕上がった。何回も見ている人も多いだろう。 (セント)[投票]
★3このシリーズの加藤武は寅さんを思わせる。岸恵子さんはいいですね。 (chokobo)[投票]
★4市川崑監督自身にこそ「岸恵子さんを愛してらしたのですね」と聞きたくなるくらい女優愛に貫かれた映画だ。 [review] (ナム太郎)[投票(4)]
★4磯川警部(若山富三郎)が魅せられたのは、可憐なドジオバサン・りかちゃん(岸恵子)の奔放さだったのか、隠された一途さだったのか。20年間思い続けた、たそがれオヤジの純情が心にしみるのであります。 (ぽんしゅう)[投票(3)]
★3とても画面は綺麗なんだけど、淡々と流れるだけ。結局それが当時の邦画の特質なんだろうな…これは決して悪くはないはずなんだけど、それ以上の何かが欲しいんだよな。本当なら。 [review] (甘崎庵)[投票(1)]
★4シリーズ中でも品格が突出しているぶん、怖さも3倍増。理由?いうまでもないでしょう。 (町田)[投票(2)]
★3およそ20年ぶりに見返したが人物関係の理解力も少しは発達したようで、前より楽しめた。 原ひさ子の鞠つきはあの年にしては手つきが軽やかで少し驚いた。つうか早く歌詞思い出せよ(笑) [review] (TOMIMORI)[投票]
★5少々情緒過多だっていいんです。壁や畳のシミまでもが無性にもの哀しい。横溝映画の代表作というよりも、これはあくまで日本独自の土壌を肥やしに咲く、数奇な「メロドラマ」の(決して多くはない)傑作として、記憶しておきたい。 [review] (くたー)[投票(4)]
★3前半、台詞で説明されるのが鬱陶しくてたまらないし、カッティングもちゃかちゃかして気になる。まるでTVじゃないか。後半秀治が出てきた辺りから、岸惠子若山富三郎のメロドラマになって持ち直す。ここをもっと強調してくれればな。 (赤い戦車)[投票]
★5若山富三郎で泣け! [review] (ペペロンチーノ)[投票(8)]
★5囁き声で語られる伝承・噂などの毀誉褒貶が地方村落体の本質を衝き恩讐の果ての事件を語るに絶妙。キーマン方庵のフィーチャーこそ肝でアバンタイトルでの湯気立ち籠る温泉や6番目の妻おはんの峠越えなど気合乗り十二分のシーンが続出。シリーズ屈指の出来。 (けにろん)[投票]
★5このシリーズの中では一番の傑作。岸恵子若山富三郎はもちろん、渡辺美佐子草笛光子白石加代子辰巳柳太郎など役者がとにかく素晴らしい。岸恵子と作品自体が受賞してないのが不思議。 (直人)[投票(3)]
★5石坂金田一シリーズは全部良いけどこれが一番。このシリーズは原作の評価と映画の評価が一致しないのが面白い。『女王蜂』なんて原作はどうかと思うが映画は良かった。それはつまり演出や役者や脚本の力。『獄門島』は逆だったけど。 (フォギー)[投票]
★3石坂浩二が蜜柑を前に考える件、写真のコマ送りみたいなコン・ショットでバシバシ決める。あの辺りの痛快さはたまらなくいい。 [review] (寒山拾得)[投票(2)]