「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
教授と美女(1941/米) |
セルフ・リメイクよりも数段優れている。キャメラ直前にすえられた人物の遠い後ろに数名の人物が小さく収まるパンフォーカス画面を観ていると、ホークスの撮影監督の使い方の融通無碍なうまさに圧倒される。ここにおいてもホークス的一匹狼が何人も登場する。 [review] (ジェリー) | [投票(3)] | |
総ての映画は御伽噺と云っても過言ではないが、本作は御伽噺として本当に素晴らしい。クーパーとスタンウィック(ヤム!)は勿論のこと、オスカー・ホモルカやヘンリー・トラヴァースをはじめとする教授達も、ダナ・アンドリュースやダン・デュリエといったノワールの時代を導くギャング達も、或いはジーン・クルーパーも。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] | |
冒頭の公園のシーンを見ただけで、幸福感が体中を走り抜ける、傑作中の傑作!「白雪姫と七人のこびと」からこれを創るホークスは、まさしく映画の驚異! (FunQ) | [投票(1)] | |
息つく暇もなく、あっという間に幸せな気分になる傑作。ゲイリー・クーパーの野暮ったさとバーバラ・スタンウィック の艶やかさ、教授陣の何とまあ可愛いこと。 (動物園のクマ) | [投票(2)] | |
映画の“ハレ”を独占するバーバラ・スタンウィック。受け身に徹して“華”が使えないゲイリー・クーパーに代わって話しの一方を支えるのは、地味ながらも個性が光る教授集団。なかでも結婚経験者の植物学者リチャード・ヘイデンの“愛”が効いている。 (ぽんしゅう) | [投票] | |
二大巨匠の共作は見事なかみ合いを見せている。 [review] (甘崎庵) | [投票(2)] | |
どうみても器用にはみえないゲイリー・クーパーのハマり役。スタンウィックとのキャスティングに、座布団一枚。 (くたー) | [投票(2)] | |
ホークスの破壊的なアナーキーさがワイルダーの上品マイルドな脚本によって薄められている。トーランドの撮影もホークスとは相性が悪く、ウェルズ作品なら映えるであろう極端なディープ・フォーカスも映画の流れを滞らせている。といっても体感時間はやはり短く十分に面白いのだが。 (赤い戦車) | [投票] | |
それぞれの専門を生かした教授たちの会話が笑かします。 (kenichi) | [投票] | |
完璧なラブコメ。アメリカのスラングが判ればさらに面白いのだろう。悔しい。 [review] (寒山拾得) | [投票(2)] |