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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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ゴーストライター(2011/仏=独=英)************

★4配役もロケーションもスリルとユーモアの配分も九分九厘完璧。フィルム・ノワールの構造にヒッチコックの肌触りを加えた作品像はやはり古めかしい印象を与えがちだが、「カー・ナヴィゲーション・システム」など現代的な小道具も有効に活用して不可逆性・自動性を強調した運命論的悲劇を語り切っている。 [review] (3819695)[投票(6)]
★4この何か俗っぽい題名からは何も浮かばない。ましてや、英国の暗い湿度の体感は微塵にも感じられない。まるでサスペンスの王道とでも言える娯楽作品なのだが、じわじわ追われるその閉塞感からポランスキーの心情が推し量れる展開とも見える。 [review] (セント)[投票(3)]
★4ゴーストはゴーストでしかない。ロマン・ポランスキーのアメリカに対する挑戦状。(2012/2/6) [review] (chokobo)[投票(1)]
★4スクリーンを吹き抜ける風の湿気や閉鎖空間の乾き、建て前の隙間に透ける本音の重大さ、そして、どんな種類の集団や組織にも必ず隠れた孤独が存在するということが伝われば、サスペンスにこけどしの大音響や過剰な非日常描写など必要ないことをこの映画は証明する。 [review] (ぽんしゅう)[投票(1)]
★3当代一流の監督によって、こういう告発映画が作られているという一事を見ても、まだまだ映画界は捨てたものではないと思わせてくれる。それだけでも本作は観る価値があるだろう。 [review] (甘崎庵)[投票]
★4終始悪天候の空、名前を一度も呼ばれることのない主人公。冒頭から無駄のない語り口で圧倒する、かつてのヒッチコックをも想起させる良質のサスペンス映画。 [review] (赤い戦車)[投票(3)]
★4ポランスキーの『知りすぎた男』。知りすぎた、名も無き男。作り手に余裕のあるこの手のサスペンスは、ヒッチ好きにはたまらんね。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(7)]
★4終始どんよりとした鉛色の色調で統一。曇天映画好き(?)には堪らん。 [review] (緑雨)[投票(4)]
★4前半の元英首相が逗留する米国東岸の別邸での展開が図抜けていて、複数の人物の出入りと窓で隔絶された屋内外の舞台設定の錯綜を操るポランスキーの技は世界遺産級。だが中盤以降は展開に演出がやや従属か。不条理に振れてこそ映画は均衡した筈。 (けにろん)[投票(5)]
★4あけすけなクール・ビューティー、オリヴィア・ウィリアムズにひたすら惚れる (kenichi)[投票]