★4 | マイケル・オーウェンズの最高傑作。人々や建造物をことごとく薙ぎ倒し呑み込んでゆく津波がかつてないディザスタ・パニックの光景を呈示する。セシル・ドゥ・フランスが息を吹き返す場面で炎上する船舶を後景に見た仰角カット、地下鉄駅から煙が溢れ上がる俯瞰カットも『鳥』に迫る黙示録的画像である。 [review] (3819695) | [投票(7)] |
★4 | 映像表現がうまい。バカンス中のけだるい明るい朝。太陽がいっぱいに入りこもうとしているベッドの表情の柔らかさ。そっと女はベッドから降り、朝市に土産ものを買いに出かける。本当に自然だ。すーと映像に入ることができる。
[review] (セント) | [投票(7)] |
★4 | なんかちょっと強引な終わり方のような気もしますが、全体としては素晴らしい作品でした。(2011/10/13) [review] (chokobo) | [投票(1)] |
★3 | 圧巻きわまる天災の迫力と、有無を言わさぬ人災の不意打ち、そして迷走する脚本の不出来ぶりのみ印象に残る困った映画なのだが、前後の脈略など気に止めることなく切々と画を作り、淡々と話を進めるイーストウッドの超ストーリーテラーぶりに呆れつつも感嘆す。 (ぽんしゅう) | [投票(3)] |
★3 | 映画的快感に溢れた作品とは言える。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★4 | あんな料理教室があったら通ってみたい。 (TOMIMORI) | [投票] |
★4 | まあ作風自体はいつも通りといえばいつも通りの、あまり力みのない感じ。ただし、出来上がった映画は一風変わった謎の代物である。パンフに載ってる黒沢清と青山真治の評が的確すぎて、それ以上のことは何も言えないんだが。 [review] (赤い戦車) | [投票(4)] |
★4 | 確実に、そして当然とも言えるイーストウッドの変化。まるで村上春樹みたいな話だ。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(1)] |
★3 | 見応えのある部分と御座なりな部分が混在している。イーストウッド作品にしては珍しく中だるみを感じた。 [review] (緑雨) | [投票(1)] |
★4 | 拠り所を失い彷徨う魂のミクロな邂逅の物語がスペクタクルを混じえた巨視的視座で語られつつ、でも、あくまで奥床しいあたりがキェシロフスキ的とさえ思わせる。達観したかのような新たな境地を垣間見せたイーストウッドに驚愕した。 (けにろん) | [投票(3)] |