★3 | 「いつものアレン映画」を現地調達スタッフで作ってみせる姿勢の真摯さ、安定した技術。ペネロペ・クルスならこれくらいやって当然。スカーレット・ヨハンソンは今ひとつ。というわけで私はレベッカ・ホールの一点買い。また過剰ナレーションこそがここでのアレンの野心だろう。いつでも野心的な勤労老人ウディ・アレン。 (3819695) | [投票(3)] |
★3 | 男からしてみるとフアン・アントニオはいやはや大したものですな。[新宿ピカデリー6/SRD] [review] (Yasu) | [投票(1)] |
★2 | キスをする、食べる、ののしる。アレン映画はよくも悪くも口唇を中心とした運動として展開される。それに相応しい口元の下品な俳優たち。一見洒落てはいても、口唇期的な欲動の描写こそアレン映画の本質だ。そして、見事にそれだけなのである。簡単で潔い。 (ジェリー) | [投票(2)] |
★3 | アイリスインでの幕開け直後から、オレンジ色の光に包まれる。レベッカ・ホールとスカーレット・ヨハンソンの、空港の玄関前のシーンだが、この後の繋がりを考えると夕方ってことはないだろうから、非現実的な画面作りなのだ。以降も夕景のような光が多い。アレンの趣味なんでしょうね。 [review] (ゑぎ) | [投票] |
★4 | 見てしまっていつも同じ感想。それは「しまった、また見てしまった。アレンと合わないのに何故見てしまうんだろう」という自問自答であります。
[review] (セント) | [投票(1)] |
★3 | かつて『ハンナとその姉妹』でも3人の女性を描いたウッディ・アレンが、また別の女性群を象徴的に描きましたね。 [review] (chokobo) | [投票] |
★3 | 女だったらこの映画を嫌いなわけがない。だって、自分はどのタイプに当てはまるかって、考えずにはいられないから。 [review] (青山実花) | [投票(1)] |
★4 | 臆病さをビッキーは理屈で、クリスティーナは奔放さでガードする。ガードとは傷よけ。アートも恋愛も本質は、動物的生命力の発露であり、洗練より素直さ、知性より感情の賜物。それを一番知りながら上手く傷をよけてきたアレンの、これまたスマートな敗北宣言。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★3 | 恋愛主義に潜む快楽原理を、風刺はしつつも貶めはしない。味わい深いのに軽量な作品。 [review] (G31) | [投票] |
★4 | スノッブ臭さを微塵も感じさせないのは徹底して素直な演出のおかげ。普通に映画を撮って普通に面白い映画になってしまう、ウディ・アレンは今最も脂が乗ってる監督の一人だ。 (赤い戦車) | [投票] |
★5 | 格が違う [review] (ペペロンチーノ) | [投票(13)] |
★3 | 人間の営みの愛おしいことよ。地味だけど、こういう作品があってこそ映画という表現方法の豊かさが保たれる。アレンって女性にモテるんだろうな、とは思った。 [review] (緑雨) | [投票(1)] |
★4 | 等身大・天然・ド天然という女のサンプリングを『旅情』的シチュエーションにはめ込み動かす作者の影が消え、行きつ戻りつの惑う等身大女の心根が前面に出る意外な素直さ。そして、落としどころに垣間見るアレン流シニカルな人生観。巧緻で闊達。 (けにろん) | [投票(5)] |