★3 | やっぱりダニー・ボイルには才能がない。というのは云い過ぎにしても、少なくとも映画勘の鈍さは明白だろう。『ミリオンズ』に続いて「顔面」の点で主演俳優の選択を決定的に誤っている。また、この程度のキャラクタや撮影では私は心を揺さぶられない。音楽の使い方もちょっと恥ずかしい。 [review] (3819695) | [投票(18)] |
★2 | インドという新規開拓の素材が未体験の風合いを醸してくれるのかと思いきや、ストレートすぎる展開に紋切り型が臆面なくつきまとい、予想外の精神的酸欠状態に陥る。クロスカッティングへの全面依存に創作者としての謙虚さも慎重さも感じ取れない。 (ジェリー) | [投票(3)] |
★2 | テレビ番組「クイズ・ミリオネア」に出演中の青年ジャマール、警察署で尋問されているジャマール、及び子供時代から青年期までの回想の三重構造を取り、構成される。いつ頃からだろう、ストレートに時間を繋がないことで、小手先の興味の持続を狙うことがこんなに流行するようになったのは。 [review] (ゑぎ) | [投票(5)] |
★4 | 映像がダイナミック。構図が優れているし、クローズアップの連続も面白い。激動の時代、世相、心理を表すのに十分な脇固めが出来ている。全体の映像の配分も計算されすぎているぐらい巧妙だ。だが、、、 [review] (セント) | [投票(3)] |
★4 | この映画がどんな理由であれハリウッドでアカデミー賞を受賞できたことが凄い! [review] (chokobo) | [投票(2)] |
★4 | どんな逆境にあっても、自分の体験した事全てを自分のものとしてゆく主人公が好き。 [review] (青山実花) | [投票] |
★1 | 前のめりに息をするのを忘れて食い入る。後ずさりして息を吸いながら目を離さずに観る。飽きない映画を2時間、映画館で過ごすのは、この2種類だ。 [review] (動物園のクマ) | [投票(7)] |
★3 | 最悪の結果。 [review] (ナム太郎) | [投票(4)] |
★2 | 力に溢れたショットと、小気味良い編集でぐいぐいと引っ張る巧みさ。幼少期の大きく澄んだ瞳が一転して、力なく脅えたように彷徨う青年期のジャミールの定まらぬ視線の物悲しさ。大胆さと繊細さが織り成す外見上の映画としての見てくれは実に心地よいのだが。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(7)] |
★4 | ジャマールが勝ち取ったのはクイズ$ミリオネアじゃなかった。 [review] (甘崎庵) | [投票(4)] |
★3 | みのもんたは嫌いだが、この司会者はもっと嫌いかも。1ルピー=1.9円らしい。 (TOMIMORI) | [投票] |
★3 | 三題噺みたいな≪一応話が繋がっている≫感はあるが、即興のおかしみは消滅してしまう映画においては、ただ観られる、にすぎないかも。 [review] (G31) | [投票(1)] |
★3 | 普通に面白いし、色々と上手いんだけど熱気が足りない。 (赤い戦車) | [投票(1)] |
★4 | ダニー・ボイルのけれん味と嗅覚 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(5)] |
★2 | 大音量のBGMとやたらと繰り出される斜め構図のアップカットを駆使することが「スタイリッシュ」だとでも思っているのだろうか?と悪態の一つもつきたくなるようなボイル流映像スタイルは、如何にも安易に思えて好きになれないが、 [review] (緑雨) | [投票(8)] |
★4 | よく考えりゃ嘘やろと思う展開の大甘さであるが、ボイル演出の迷いの無い闊達さに乗せられる。殆どメロウな大嘘付きなのだが、1割は本質を突いてみせる。インドの劇的な変容の巨視観とアップ使いの強烈な微視観の往還。その辺には惚れ惚れしました。 (けにろん) | [投票(9)] |