★4 | ロド氏にかかれば人体はかくも脆い。無数の人体があっけなく壊されてしまうのは銃火器/ゾンビの破壊力がためでなく、その脆さゆえだ。だからこの映画は儚い。盛大であればあるほど祭には「祭の後」の寂寞が忍び寄る。戯れの熱狂を浴びても壊れれば用済みとなる消耗品映画、その儚さを甦らせる、儚い試み。 [review] (3819695) | [投票(3)] |
★3 | 様々なB級映画の手段であったものが、化成して主役になっている。本末転倒が映画の現象ではなく、本質であること、歴史そのものであるということを知的にも通俗的にも立証して見せた。泥絵の具のような卑俗美のただならなさは一級品。 (ジェリー) | [投票(4)] |
★4 | 蜘蛛、亀、サソリの無邪気な共存はゾンビと人と弾丸渦巻く闇祭り。いや、活劇、SEX、暴力の三重奏。三色注射に、二挺拳銃、二刀流。裂かれた肉は食欲減退ステーキに。アタマとタマは消え失せて、第三の足とろける男めがけて三番目の足持つ女がタマ乱射。嗚呼愉快 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★4 | 美女の片脚マシンガン。脚は折れても心は折るなという映画で(違うか)、不屈の象徴となっているところがエエ、と思います。 (G31) | [投票(1)] |
★4 | これほど楽しめたゾンビ映画は久しぶり。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | 映画史上に残すべき傑作 [review] (ペペロンチーノ) | [投票] |
★5 | こういうの大好き。現代アメリカ版『七人の侍』エログロ風味。 [review] (緑雨) | [投票(1)] |
★4 | 腐った牛乳がやがてヨーグルトになる様に不快な下司も半端を通り越して一周すると爽快になる。人体が砕けて飛び散る様を繰り返し見せられオモロイなあ。賢い人がアホなフリしてるとしても。『デス・プルーフ』とは本当に良いマッチング。 (けにろん) | [投票(2)] |
★3 | 完全に確信犯で複雑な味を出すのがタランティーノなら、半ば無自覚にシンプルな味付けをするのがロドリゲスと思ってたが、今回のロドリゲスはB級の突っ込みどころを逆手に取って遊ぶ確信犯ぶり。結果、ジャンル映画ではなく、ジャンル批評映画になった。なのに、後味はやっぱりシンプル… (kiona) | [投票(1)] |