★3 | この三次元性はやはりいい。反射装置として画面の充実に貢献する「床」も。しかしトム・ハンクスの安易な聖愚者的造型や喜劇・ロマンス演出の古臭さなど不満点も多い。主人公二人のキスシーンだけはその古臭さが可愛いが。「待つこと」の映画にもかかわらず「時間の経過」をフィルムに刻みえていないのは致命的欠陥。 (3819695) | [投票(3)] |
★3 | ずいぶん金をかけたであろう空港のセットを楽しむ作品。しかしスピルバーグ作品はいつからこういう人情ものの小品ばかりになったのか。[東京厚生年金会館 (試写会)/SRD] [review] (Yasu) | [投票(6)] |
★3 | スピルバーグは『ジョーズ』の追善供養をやって見せた。海浜という境界を空港という境界に置き換え、境界を遊弋する破壊者を壊れ物としての人間に入れ換え、同じ構造でありながら、全く逆の結論を導くドラマを創造。自作を換骨脱胎し尽くさずにいられないユダヤ的知性の結実。 (ジェリー) | [投票] |
★3 | 人物造型はスピルバーグの底の浅さを露呈させてしまっている。コメディとしてもとても見ていられない演出が横溢する。ただし、セットかどうかは関係なくJFK国際空港を縦横無尽に見せきる演出力は認めるべきだ。ジャズ・ファンを喜ばせるプロットはある種の冒険だろう。多分、大多数の観客には訴求しないだろうが。 (ゑぎ) | [投票(1)] |
★3 | 大人が子供心に戻る映画ですね。この映画を楽しむかどうかはそこがポイントになるね。で、僕はというと厭な性格が災いして、心底楽しめなかったなあ。ちょっと人為的な感じがして。ゼタが一瞬の夢で現実に戻ってゆくのは唯一醒めた部分かなあ。 (セント) | [投票] |
★4 | うまいな、と思わせる映画。スピルバーグもハンクスも自然体で映画を作っているように見えた。最後の判断は諸説分かれるかもしれないが、映画は頭じゃなく心で見るものですよ、という淀川さん的な見方をすればOKの映画だろう。 [review] (chokobo) | [投票(1)] |
★2 | でかいのはセットだけで話しはチマチマと一向に広がらず、かと言ってダラダラと続くエピソードはどれも深みに欠けとても小粋な小品と呼べる出来でもなし。退屈の極みに、早くココを出たいと願い続けたのはビクター(トム・ハンクス)ではなく私。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★4 | この作品で成長していくのは、実はターミナルという空間であり、これこそが実は主人公だとして見ることが出来ます。 [review] (甘崎庵) | [投票(5)] |
★4 | 実力者の余裕の作品作りと言うところでしょうか・・・軽妙で大いに楽しみました。 [review] (RED DANCER) | [投票] |
★3 | このあと飛行機事故で無人島に漂流するんだったよね? (TOMIMORI) | [投票(1)] |
★3 | ファンタジーを無条件に信じられない人へ向けたファンタジー(仮説) [review] (G31) | [投票(1)] |
★2 | そりゃ納得いかんのう。(05・12・10) [review] (山本美容室) | [投票] |
★3 | ネタ自体は悪くないのだが、いかんせん作りが悪い。 [review] (tredair) | [投票(2)] |
★4 | ほとんどのギャグが視覚的な笑いになっていて評価できる。ゼタ・ジョーンズとのディナーではそれぞれの芸を1ショットの長回しで見せる。また、本作はスピルバーグの中でもホークスからの影響が色濃く窺えて実に好ましい。チームワークで女を誘導し、ハンクスの膝へと着地させる。床からの反射光、飛行機のライト、噴水の煌き。カミンスキーとの充実した共闘作業も見ものである。 [review] (赤い戦車) | [投票(1)] |
★3 | 序盤はかなりイラ付くし、トム・ハンクスは終始キモいが、中盤からはかなり良い。キャサリン・ゼタ・ジョーンズも新境地が見れたし、トム・ハンクスもやっぱり上手い。ただし、ラストは弱い。['06.1.13DVD] (直人) | [投票] |
★4 | スピルバーグお得意の時事問題一筆書きスケッチ。社会問題を喜劇に落とし込んで天上的なタッチが好ましい。 [review] (寒山拾得) | [投票] |