★3 | なるほど野村萬斎は当て書きされた役であるかのようによく演じている。ただし、作品そのものまでもが彼の人たらし的魅力をまったく自明のものとして、まるで懐疑の対象としていない点は観客の反発が付け入る隙となるだろう。云い換えれば、このキャラクタ配置には「在って然るべき」一ヶ所が欠けている。 [review] (3819695) | [投票(3)] |
★3 | 頭でっかちで勝利に躍起な石田三成=上地雄輔とずっと冷めた態度ながら三成のために行動せずにはいられない大谷吉継=山田孝之の対比が良かった。 (パピヨン) | [投票(1)] |
★3 | 目を惹く意外性は中盤まででほぼ使いきり。もうひとつ飛んでほしいお話だったのだけど。 (ペンクロフ) | [投票] |
★4 | 北条氏がなかなか落ちずという歴史的事実は知ってはいたもののこういう話だったんだ。前置きの市村正親 辺りがちと臭いが、意外と颯爽としている三成の上地雄輔 、出しゃばらない山田孝之のすがすがしさ、佐藤浩市の相変わらずのカッコよさ、魅せまする。 [review] (セント) | [投票(1)] |
★4 | 冒頭の高松城水攻めから市川秀吉の怪演で掴みばっちり。佐藤浩市が馬で城下の田園を駆け回り地勢を知らしめる。それが後段の城攻め合戦の状況描写に生きてくる。 [review] (緑雨) | [投票] |
★3 | 「でくのぼう」という物言いは、本人の外側からの印象や価値観から一方的に下された人物評であり、本作の主題はその印象や価値観の転倒であることは想像がつく。であれば、本作は何より主人公を取り巻く人々の「視線」を描いたものでなければならないと思う。 [review] (おーい粗茶) | [投票(4)] |
★3 | 期待し過ぎたか。☆3.1点。(review は映画本篇と同様に冗長) [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(1)] |