★3 | はじめ激怒しながら登場して厭悪を抱かせるも徐々に可愛げを覗かせて好感に転じさせるが、それは年齢不相応に幼稚な甘えに過ぎなかったことが露見して苛立たせ、しかし最終的にはそれも含めて愛すべき人物であると肯定的に受け容れさせる――仲代達矢の演技設計は少なくとも私には有効だった。 [review] (3819695) | [投票(5)] |
★5 | いいときはみんないい。悪いときはみんな悪い。まぁそういうこっちゃ。(2011/7/12) [review] (chokobo) | [投票(2)] |
★5 | 正統派日本映画の傑作。香川照之が平均点レベルに見えるほど素晴らしい名優たちの共演。随所に小津と溝口の影響を感じるのも嬉しい。 (赤い戦車) | [投票] |
★5 | 「走れメロス」ならぬ「走れ春」。けなげだなぁ。92/100 (たろ) | [投票] |
★5 | 現代版「東京物語」ですね。正面からオーソドックスにカメラに向かうその強さと、5編のエピソードを色濃く人生模様に紡いだ小林の手腕はやはりただものではない。一つ一つのエピソードが我が心に深く入り込んでしまった。
[review] (セント) | [投票(4)] |
★3 | 仲代達矢の科白回し、徳永えりのガニ股歩きは如何にも演技演技してて好きになれないが、肝っ玉姉さん淡島千景が登場して救われる。彼女のおかげで仲代がすっかり可愛らしく見えてくる。映画に好感が生まれる。 [review] (緑雨) | [投票(2)] |
★3 | 父親にとって愛娘は禁じ手だが、ジィちゃんにとっては矢張り孫娘が禁じ手だったか。☆3.7点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(1)] |
★5 | 若干説明的に過ぎるかと思える台詞に血肉を与え強引に納得させる役者群の技量と、スタティックに強固な吸引力でそれを定着させる演出とカメラは圧倒的。多くの『東京物語』変奏バージョン中、これを屹立させるのは「見捨てない」という強固な意志の存在だ。 (けにろん) | [投票(3)] |