★5 | 是枝の今迄の作品群には、どこか嘘臭さが残っていたが、本作にはそれが殆んど無かった。 [review] (KEI) | [投票(4)] |
★4 | 時折、目にする不可解というか「えっ、どういうこと?」というニュースの現実とはどういうものか、想像力を働かせて考えてみたことがありますか、と是枝監督から問いかけられたような気がする。 [review] (シーチキン) | [投票(4)] |
★5 | 他人様からかすめる事で何とか小さな幸せを手にしようとする人々。☆4.7点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(5)] |
★4 | それはまるで、子供同士の秘密クラブのような。 [review] (水那岐) | [投票(12)] |
★5 | 万引きしない家族なら尚良かった。血の繋がりがなくてもあの一瞬は本当の家族のようだった。 [review] (IN4MATION) | [投票] |
★4 | カンヌ最高賞ということで早速鑑賞。題材的には今までのテーマを再現、という感じでしょうか。特に集大成とまでは思わなかった。それほど、今までの自作をあちこち散りばめた感が強い。 [review] (セント) | [投票(3)] |
★3 | 点と点が線で結ばれ、線と線から面が生まれ、面と面が組み合わされて立体となる。一見末節同士でしかないような事象相互によって「社会問題」のモジュールが出来あがる。だがそこに内実を感じない。苦悩を生きて告発する中心的な肉体を感じない。映画的に彼ら彼女らを結びつけるのが互いの視線の絡み合いであるならば、ラストショットは映画から現実を睨み返すような逆接的な直視こそ欲しかった。〔3.5〕 (鷂) | [投票(3)] |
★4 | この一家を語るのに絆という言葉は使わないと決めた。絆という漠然とした概念は、法律という明文の対極にありながら、どちらも人が平穏でいるために無理やり作った安心装置にすぎない。この集団は常人の安全装置の外にいるから恐ろしくもあり、愛おしくもある。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(4)] |
★5 | 『誰も知らない』からもうずいぶん時が流れたのですね。新鮮さ、驚きは失われましたが、旬の俳優で完成度は上がり、どちらも5点の満足度でした。しかし、ここシネスケの評価数が235件から53件に激減しているのは悲しく思います。 (NOM) | [投票(2)] |