★3 | 魅力は…あるにはあるんだけど、なんだか全員の脳みその中身がぜんぜんわかんない。?マークのまま進んで、?マークのまま終わってしまった。 (あちこ) | [投票] |
★3 | ずいぶん呑気な母親だなぁ。 [review] (青山実花) | [投票(4)] |
★3 | 役所広司のスケジュールが3日空いたという理由だけで脚本が暴走したという「遊び」。そんな部分に無理やり映画的解釈を求めようとする評論家が哀しい。外国の評価はともかく、正直なところバランスが悪過ぎでしょう。 [review] (sawa:38) | [投票(4)] |
★5 | 風に舞う新聞紙は寂れた公園に似合う小道具であるが、それが家庭内に持ち込まれたとき、「幸せな家庭」というフィクションは動揺しはじめる。 [review] (パグのしっぽ) | [投票(3)] |
★4 | ホームドラマを描きながら、ホームドラマらしからぬ変なものを見せられたような違和感が、小津安二郎の作品の後味のような。そういう意味で忘れられぬ「ホームドラマの傑作」と私は言ってみます。 [review] (おーい粗茶) | [投票(6)] |
★4 | 奇妙なバランスで持ちこたえていた家族という名の共同体がそのバランスを崩して瓦解し、関係を再構築して「更正」するまでの物語。息子の信任を得ている母親の強さとそうでない父親の軽さの対比が印象的である。 (Master) | [投票(1)] |
★5 | 急に突拍子もないものが出現したり、いかにも不安定な現代を描き続けている黒沢清が、妙に落ち着いて揺れ動く現代社会を、揺れないでぶれないでしっかり描写した家族ドラマだ。 [review] (セント) | [投票(12)] |
★4 | まずは、持ち前の不穏さを半透明のオブラートに包み込み、ことあるごとにちらつかせつつ、静かに揺さぶり続ける黒沢演出の繊細さに魅了された。線路ぎわの家から街へと彷徨う父や次男の不規則かつ自然な「導線」が、どうしてこんなに面白いのだろうと関心する。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(8)] |
★4 | 意図的に違和感を出すように仕向けたのだろうが、それでもやはりラストには疑問が残る。あまりに安易すぎて拍子抜けした。しかし映画的強度に満ちたショットの数々に鑑賞中魅了されっぱなしだったのも事実である。それを踏まえて☆4。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | 丹念に物語を紡いだ前半は却って黒沢清が映画史上でもトップクラスの瞬発力の持ち主であることを改めて示している。不穏に充実した細部。ケータイ捌きをはじめとした津田寛治の抜群の面白さ。彼が画面外から侵入してきた失業者の列に連なるショットはこの映画の中でも最強のショットのひとつだ。 [review] (3819695) | [投票(8)] |
★3 | 家族がそれぞれ依存し合わずに、家族の一員であると言う「役」を演じているに過ぎない関係。これも現代ではある意味普通なのだろうか。
(NAO) | [投票] |
★3 | 携帯電話という形で家庭内に持ち込まれる、「外」との繋がり。井川遥の、生徒の他に誰も居ないリビングにデンと置かれたピアノと、路上から個室へと場所を移すピアノの暗示する「個」の身の置き場所。 [review] (煽尼采) | [投票(4)] |
★2 | 公園の炊き出しや職安の長蛇の列や米軍への公募従軍はリアルに目を背け映画内制度に依拠した戯言。又、家庭が真にリストラクトされるには全てが生半可。小泉は裸体を晒して犯されまくれ!香川は殺され殺せ!その果てにこそ子は未来を穿つべきだ。 (けにろん) | [投票(8)] |
★4 | ひどい話なんだけど、日本人なら全否定はできず、懐かしさも感じる。救いがなさそうで、ある。そのバランスを楽しめる映画。
(irodori) | [投票] |
★2 | 物語をまっとうに語ることへ衒いでもあるかのように唐突に横道へそれて行く。それってまず、面白くないし、かっこよくもない。 [review] (G31) | [投票(2)] |
★3 | 例の場面に『他人の顔』の一場面を連想。アンジャッシュの児嶋が意外とハマっている。ドビュッシーはフランス受けを狙っている気がしないでもない。他がいいだけに意味不明な役所広司のパートが腹立つ。
[review] (TOMIMORI) | [投票] |