★5 | どこにでもいる、ひとつの家族の、ある一日。それがこんなにもジワァーっと来るひとつの作品になるんだからすごい。結婚もしていない私の未経験の領域も含め、「家族・他人」のそれぞれの感情が面白く感じられる。 (あちこ) | [投票] |
★5 | おぞましいまでのリアル、いつ吹き出るかわからない家族の狂気。緊張感あるドラマと映像が私の琴線に容赦なく刺さる。戦慄するのはこれが温かさに隠されたドラマとして提起されているからだ。 (sawa:38) | [投票(3)] |
★3 | 川端賞狙いの私小説といった趣。巧みな小ネタをいかに積み重ねるかに腐心する姿勢ばかりが目に付く。 [review] (寒山拾得) | [投票(2)] |
★5 | 言葉の攻防戦。いや、防御無しの殴り合いと言ったほうが正しいか。お寿司をつまみながらの長回しは、下手な戦争ものよりもドキドキしてしまった。 [review] (パグのしっぽ) | [投票(8)] |
★5 | これだけそれぞれの視点で脚本が書けるだけでも立派 (kenichi) | [投票] |
★4 | 歩いても歩いても、行き先も無く、人々は心にわだかまりを抱えたまま、家族として生きていく。081013 [review] (しど) | [投票(2)] |
★5 | 現代版小津の東京物語とも言えようか、この映画は家族の姿を現代という立脚点から探り出すことに成功している。
[review] (セント) | [投票(4)] |
★5 | 家での会話はホラー映画に近いような冷や汗を覚えるが・・ [review] (蒼井ゆう21) | [投票] |
★5 | 「そんな小さなことで・・・」。何度か交わされる言葉だ。人は心の底にある大きな不安や不満など、簡単に口に出したりしない。それは、たいていカタチを変えて些細な不満として現れる。何故なら、そこには相手を傷つけまいとする無意識の思いやりがあるからだ。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(3)] |
★4 | 冒頭とラストの電車が通るシーンなど随所に小津映画の影響が見られる。オチの詰めが甘いものの、久々に良い映画を観たと思う。演技陣も立派。 (赤い戦車) | [投票] |
★3 | これだけ芸達者が揃ったなかで阿部寛が主人公を務めるというのには少しく辛いところもあるのだが、阿部の硬さがいつもの是枝的巧さ=厭らしさを減じるようにも働いており、印象は悪くない。見え透いた小細工のためにやはり窮屈になっているものの、以前の是枝作品と比べれば観客に「開かれた」映画だ。 [review] (3819695) | [投票(2)] |
★4 | 樹木希林とYOUの会話劇が好き。家族の間のわだかまりと遠慮の間も絶妙。チクチクと心が刺される映画でした。 (NAO) | [投票(1)] |
★4 | さらっと怖いことを言う映画。会話の距離に変化をつけることで空間が立体的に感じられる演出が新鮮だった。「孝行をしたい時分に親はなし、さればとて石に布団も着せられず」と、ならないようにしたいものだ。[ギンレイホール.08.11.10]
[review] (TOMIMORI) | [投票(1)] |