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森下翔梧の映画ファンのコメント

天然コケッコー(2007/日)が好きな人ファンを表示する

トウキョウソナタ(2008/日=オランダ=香港)************

★4「家族」を「世界」に見立てた黒沢清的『家族ゲーム』21世紀版コメディー。コメディー? [review] (ペペロンチーノ)[投票(6)]
★4ホームドラマを描きながら、ホームドラマらしからぬ変なものを見せられたような違和感が、小津安二郎の作品の後味のような。そういう意味で忘れられぬ「ホームドラマの傑作」と私は言ってみます。 [review] (おーい粗茶)[投票(6)]
★3役所広司のスケジュールが3日空いたという理由だけで脚本が暴走したという「遊び」。そんな部分に無理やり映画的解釈を求めようとする評論家が哀しい。外国の評価はともかく、正直なところバランスが悪過ぎでしょう。 [review] (sawa:38)[投票(4)]
★4“これまで”の、“これから”のの間で途方に暮れるオレ(黒沢清作品の一部ネタバレあり) [review] ()[投票(1)]
★4ひどく屈折した描き方するもんだなぁ。しかしそれがあるからこそラストの涙に意味が出る。音楽は相変わらず個性的で◎。86/100 (たろ)[投票]
★3魅力は…あるにはあるんだけど、なんだか全員の脳みその中身がぜんぜんわかんない。?マークのまま進んで、?マークのまま終わってしまった。 (あちこ)[投票]
★4奇妙なバランスで持ちこたえていた家族という名の共同体がそのバランスを崩して瓦解し、関係を再構築して「更正」するまでの物語。息子の信任を得ている母親の強さとそうでない父親の軽さの対比が印象的である。 (Master)[投票(1)]
★4ひどい話なんだけど、日本人なら全否定はできず、懐かしさも感じる。救いがなさそうで、ある。そのバランスを楽しめる映画。 (irodori)[投票]
★5急に突拍子もないものが出現したり、いかにも不安定な現代を描き続けている黒沢清が、妙に落ち着いて揺れ動く現代社会を、揺れないでぶれないでしっかり描写した家族ドラマだ。 [review] (セント)[投票(12)]
★5風に舞う新聞紙は寂れた公園に似合う小道具であるが、それが家庭内に持ち込まれたとき、「幸せな家庭」というフィクションは動揺しはじめる。 [review] (パグのしっぽ)[投票(3)]
★4まずは、持ち前の不穏さを半透明のオブラートに包み込み、ことあるごとにちらつかせつつ、静かに揺さぶり続ける黒沢演出の繊細さに魅了された。線路ぎわの家から街へと彷徨う父や次男の不規則かつ自然な「導線」が、どうしてこんなに面白いのだろうと関心する。 [review] (ぽんしゅう)[投票(8)]
★5奇しくも小泉今日子にとっては『空中庭園』に次ぐ家族崩壊劇だが、その描写は戯画化されたファンタスティックで一種恣意的なものであり、それゆえにどこかもの悲しさを持つ。寓意的な再生は、むしろ家族であるというだけの危なげなスタイルの元に初めて成就を許される。これは東京という一種の迷宮の中で、敢えて存在し得る大人の幻想譚であるとともに、歪んだ鏡に映し出された真正のリアルだ。 (水那岐)[投票(2)]
★5黒沢清は嫌いだ! [review] (chokobo)[投票(2)]
★4序盤、炊き出しに並ぶ、職安に並ぶ人の列。私たちはそこに、実体験ではなく映画体験としての「終戦直後」を見出す。密航船と孤児で幕を開けた『サッド ヴァケイション』と同じように。 [review] (shiono)[投票(4)]
★4丹念に物語を紡いだ前半は却って黒沢清が映画史上でもトップクラスの瞬発力の持ち主であることを改めて示している。不穏に充実した細部。ケータイ捌きをはじめとした津田寛治の抜群の面白さ。彼が画面外から侵入してきた失業者の列に連なるショットはこの映画の中でも最強のショットのひとつだ。 [review] (3819695)[投票(8)]
★3家族がそれぞれ依存し合わずに、家族の一員であると言う「役」を演じているに過ぎない関係。これも現代ではある意味普通なのだろうか。 (NAO)[投票]
★3ずいぶん呑気な母親だなぁ。 [review] (青山実花)[投票(4)]
★5「間宮」も「吉岡」も居ない世界。 [review] (夢ギドラ)[投票]
★3携帯電話という形で家庭内に持ち込まれる、「外」との繋がり。井川遥の、生徒の他に誰も居ないリビングにデンと置かれたピアノと、路上から個室へと場所を移すピアノの暗示する「個」の身の置き場所。 [review] (煽尼采)[投票(4)]
★4役所広司が突然登場、コミカルタッチに。この役所が絡んだ奥さんのエピソードが突拍子もなくて、またいつもの黒沢脚本かと、そして別のストーリーが考え付かなかったのかと残念。ただ息子2人との対話シーンは我が家で昔あった情景と同じでハッとする程リアルでいい脚本でした。 (KEI)[投票]