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フランソワ・トリュフォーの映画ファンのコメント

私のように美しい娘(1972/仏) 水の話(1961/仏) 彼女について私が知っている二、三の事柄(1966/仏) 終電車(1981/仏) 黒衣の花嫁(1968/仏=伊) 大人は判ってくれない(1959/仏) 未知との遭遇(1977/米) 柔らかい肌(1964/仏) 暗くなるまでこの恋を(1969/仏) トリュフォーの思春期(1976/仏) 突然炎のごとく(1962/仏) 勝手にしやがれ(1959/仏) ふたりのヌーヴェルヴァーグ ゴダールとトリュフォー(2010/仏) 日曜日が待ち遠しい!(1982/仏) あこがれ(1957/仏) 王手飛車取り(1957/仏) 映画に愛をこめて アメリカの夜(1973/仏=伊) 恋愛日記(1977/仏) 華氏451(1966/英=仏) 緑色の部屋(1978/仏) 野性の少年(1970/仏) ピアニストを撃て(1960/仏) 小さな泥棒(1989/仏) アデルの恋の物語(1975/仏) 隣の女(1981/仏) 恋のエチュード(1971/仏) 家庭(1970/仏=伊) ヒッチコック/トリュフォー(2015/仏=米) 夜霧の恋人たち(1968/仏) オルフェの遺言(1960/仏) グッバイ、デイビッド(1983/米) ブレスレス(1983/米) 二十歳の恋(1962/日=独=仏=ポーランド=伊) 逃げ去る恋(1978/仏)が好きな人ファンを表示する

アデルの恋の物語(1975/仏)************

★5イザベルアジャーニのベスト。愛にと言うか、憑き物に憑かれたと言うか狂ってしまうまでオトコを愛してしまうオンナを演じてしまう。相手は完全無視なのでほとんど一人相撲。そんな嫌なオンナを演じた。 (セント)[投票(2)]
★4アルメンドロスの撮影は完璧。イザベル・アジャーニの美しさも素晴らしい。悪夢のシーンはひどい出来だが全体的には一途な恋心をよく描けている。にしてもトリュフォーって出しゃばりだね〜。 (赤い戦車)[投票]
★5簡素で清潔な画面。ロング・ショットは一切なし。作り物臭さのない美術(特にアデルの住む下宿や本屋) 大仰さを排して映像を邪魔しない音楽。いずれも「完璧」の一言。演出も素晴らしい。犬を情事の部屋から追い出すところや、男装でピンソン中尉を訪ねたアデルをワンカットで収める腕前など舌を巻くほかない出来栄え。 (ジェリー)[投票(1)]
★4今見るとストーカーものなのだが、昔は悲恋ものと言われていた。これも時代の移り変わりによるものか。しかし、この作品でのイザベル・アジャーニの美しさは半端じゃない。アルメンドロスの撮影も完璧だ。 (ナム太郎)[投票(2)]
★4I・アジャーニほどの美人なら自分だったらアデル的行動も許す。性格悪そうでもないし。 (24)[投票(1)]
★4叙情的で随筆的なトリュフォーの特質は強固な物語に引きずり回され神がかり的なアジャーニに身を委ね影を潜めるが、それは、映画史に於ける一つの神話の創造への敬意を思わせる。文豪の娘という設定に従ずる手紙という小道具の生かし方も鍵。 (けにろん)[投票(1)]
★3こんなにヒッチコック風味だったとは。観るのが遅すぎた。 [review] (ペペロンチーノ)[投票]
★4「情熱的な恋愛とその成就」と言う一人の才気ある娘が夢想した自己実現の物語は、「偉大過ぎる父親」と言う桎梏に暗に縛られ続け、遂に挫折する。娘はその名前を無言のまま鏡の表に指で描き込み直ぐに揉み消す。手紙が介したその「物語」の宛先にこそ、娘が拘り続けた本当の相手がいた、と言う物語。 ()[投票(3)]
★4この映画のイザベル・アジャーニは奇跡だ。恋する激情を知る人へ。 (ころ阿弥)[投票(2)]