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リチャード・H・クラインの映画ファンのコメント

電子頭脳人間(1974/米) リベンジャー(1979/英) ザ・ファミリー マフィア血の抗争(1973/米) ソイレント・グリーン(1973/米) 奴らを高く吊るせ!(1968/米) キングコング(1976/米) 赤い靴をはいた男の子(1985/米) 最後の猿の惑星(1973/米) ダブル・インパクト(1991/米) スター・トレック(1979/米) コッチおじさん(1971/米) フューリー(1978/米) キャメロット(1967/米) ロサンゼルス(1982/米) 花嫁はエイリアン(1988/米) ドッグ・ソルジャー(1978/米) マジェスティック(1974/米) メカニック(1972/米) ハワード・ザ・ダック 暗黒魔王の陰謀(1986/米) 新・刑事コロンボ 4時02分の銃声(1993/米) コンペティション(1980/米) オール・オブ・ミー 突然半身が女に!(1984/米) マンディンゴ(1975/米) 名犬ウォン・トン・トン(1976/米) ブレスレス(1983/米) アンドロメダ…(1971/米) 絞殺魔(1968/米) 白いドレスの女(1981/米) ダウンタウン(1990/米)が好きな人ファンを表示する

赤い戦車のコメント************

★4ザ・ファミリー マフィア血の抗争(1973/米)本作も相当に面白いマフィア映画だ。画面のルックも話もまるっきり違うんだが、やられたらやり返すというシステマチックな世界の描き方と、歯車の一部として配置される人間たちと、多種多様な暴力描写の乾いた感覚が北野武の『アウトレイジ』に驚くほど似ている。 [review][投票]
★4ソイレント・グリーン(1973/米)「本」「家具」と呼ばれるキャラ、シャベルカーに持ち上げられる人間や「ゴミ収集車」「ベルトコンベア」で運ばれる死体。「物」として扱われる人間たちは結末へ向けての視覚的な予告であり、決してただのSF的ガジェットではない。取調べなどつまらなくなりそうな場面はさらっと長回しで緊張を保つし、食事シーンでは的確な切返しによって幸福感を定着してみせる。銃撃戦の簡潔な迫力もフライシャーならではの素晴らしさ。[投票(1)]
★3フューリー(1978/米)冒頭の中東シーケンスからど下手糞すぎてびびる。その下手糞さと幼稚さは続く本編でも留まるところを知らず、もはや映画は崩壊寸前。しかし、このぶっ壊れすぎて奇妙に捩れた味わいが意外と捨て難かったりもするわけで、デ・パルマ作品では案外こういうのが最後まで残るのかもしれん。[投票]
★4マジェスティック(1974/米)銃撃戦やアクションにおいて、誰がどこにいてどこに向けて銃を撃っているか、またはどこに視線を向けているかが実に明晰に描かれる。当たり前のようだが意外と皆できていないことなのだ。フライシャーらしい簡潔な描写が心地よい好編。[投票(1)]
★4マンディンゴ(1975/米)感情移入させないクールな筆致が実にフライシャーらしい1作。室内画面の照明はまるでイーストウッド作品のような暗さ。[投票(1)]
★3アンドロメダ…(1971/米)悪くないけど原作の方が面白いかな。[投票]
★4絞殺魔(1968/米)確かに黒沢清が絶賛するほどの事はある。各キャラクターの複雑さ、特にトニー・カーティスの重層性はまさしく現代映画の先取りと言えるし、フラッシュバックは超自然ホラーの如き捩れた奇妙さを漂わす。 [review][投票(1)]