★4 | メキシコ革命が舞台と云えばコルブッチもレオーネも作っているけれど、それらに拮抗する傑作だ。本作には端整な佇まいというか名作然とした趣きがある。例えばボロンテの複雑な人間像。ラストは名セリフだがそこへ至る過程は一筋縄ではいかないものだ。ボロンテの弟を演じるクラウス・キンスキーだけ一人猥雑な狂気を体現し突出する。 (ゑぎ) | [投票] |
★5 | 憎しみとヒューマニズム、そしてハードボイルドが混在一体となった、骨太で濃密な物語がガツンと来る。「マカロニウエスタン」云々よりも、一本の映画として傑作だと思う。 [review] (シーチキン) | [投票(1)] |
★3 | ダミアーニの横移動にはゴダールの匂いがする。『気狂いピエロ』の2年後という製作年を考えると強ち穿った見方でないかもしれない。男としての矜持を貫いたとも言えるラストの居心地の悪さも又通り一遍ではない。ただ、大半はグダグダなのだ。 (けにろん) | [投票] |
★5 | この荒削りな映画はどうだ!好きな人だけ見てくれと言わんばかりの撮影、演出、ストーリー展開。この主人公チュンチョがどういう人間なのかというのがよく分からなかったが、ラストで腑に落ちた-こういう考え方をする人間なんだと。いい作品じゃないか! (KEI) | [投票(1)] |