伊丹万作の映画ファンのコメント
晩菊(1954/日) |
「結局世の中は全て金である」という身も蓋もないテーマが杉村春子の演技で強調されている。しかし杉村だからこそ見られる作品になっているのもまた事実。[ラピュタ阿佐ヶ谷] (Yasu) | [投票] | |
『稲妻』『晩菊』『流れる』。女の群像を描いた成瀬=田中の傑作群。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] | |
これも見事に人間の本性を描いた映画。望月優子と細川ちか子の関係が面白い。望月の酔っ払いっぷりと愚痴の数々が面白い。しかし、感動したのは、実は、細川ちか子の方。彼女のけだるい演技はちょっと突出している。加東大介の扱いも良い。 (ゑぎ) | [投票] | |
皮肉を利かせたつもりのストーリが今となっては陳腐化している杉村春子と上原謙のパートよりも、素朴で愚痴っぽい細川ちか子(と小泉博)と望月優子のパートの方が断然良く出来ている。 (町田) | [投票] | |
主演女優4人の芸の細かい事!成瀬と言うよりは杉村の腕によるところが大きい。 (直人) | [投票(1)] |