★5 | 戦争が終わってもやもやしている時代の国民がこの映画を見に行って、この男女にどれだけ感情移入したことでしょう。誰もいないホールで指揮をとって、映画館にいる日本人がどれだけ心の中に音楽を奏でたことでしょう。 [review] (chokobo) | [投票(4)] |
★3 | 本作をすかして見る戦後という時代→ [review] (甘崎庵) | [投票(2)] |
★3 | 戦後の日本の風景がしっかりと収まっているところに価値がある。監督も若かったせいか、真正面から男女の物語を描こうとしている。 (タモリ) | [投票(1)] |
★4 | 前向きに生きようとする彼女の笑顔に支えられている、金が全てで誰も自分以外の他人を気遣おうとしない世の中に悲観してばかりの男の復活には、黒澤の日本復興への祈りが込められている。
[review] (ジャイアント白田) | [投票(3)] |
★3 | 公開当時、終盤の野外音楽堂の場面では拍手が起こったのではないでしょうか・・・?私はビデオ画面に拍手を送った。 (RED DANCER) | [投票(1)] |
★3 | この哀感、生きるものすべての背中にべったり張り付いている。そこまではよい。雄三がタクトを振り上げた瞬間、哀感が作家のマスターベーションと化してしまった。 (ジェリー) | [投票(1)] |
★4 | 本作は敗戦直後のいろんなことを記録しているが、それらなしでも秀作だ。金のないカップルの寂しさが不易に届いている(含『生きる』のネタバレ)。 [review] (寒山拾得) | [投票(3)] |
★3 | 最初は「ネオ・レアリスモ・ジャポネーゼ」かと思ったが、ラストに近づくに連れて甘めの味付けが強くなってくる。しかし甘いのが好きなのは、主人公の2人よりも黒澤明監督自身であったと思われる。[Video] [review] (Yasu) | [投票] |
★3 | 戦後の混乱と困窮の中でこのカップルに託した積極性は、日本が復興をとげた25年後の『どですかでん』で描かれる浮浪者親子の諦観と両極で対峙している。終戦直後に見た夢は、現実として実ることはなかったのか・・・黒澤の技ではなく精神性が見える映画。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★2 | 抛っておけば10分でも15分でもウジウジしている鬱屈男のために、母性的な恋人がとった方法や如何に?史上初・参加する黒澤映画!キミも画面に拍手を送ろう!!……まあ、シラフじゃ付き合えない話だね。 [review] (水那岐) | [投票(1)] |
★4 | こんな意気地なしの男を描くなんて黒澤らしくないと思っていたが、夢いっぱい希望に溢れるラストはやはり黒澤 (TOMIMORI) | [投票] |
★3 | <やっちまった>系に分類されてもおかしくない作品と思うが、中北千枝子は悪くない。 [review] (G31) | [投票] |