★5 | AD4Cのアレクサンドリアの町を、図書館をこの目で見れたという眼福。七不思議のキュロスの大灯台もチラッと見える(全体迄を見たかったね)。ところで「右の頬を打たれたら左の頬を出せ」と言ったのはキリストではなかったか? [review] (KEI) | [投票(1)] |
★5 | 今の、中東をはじめとした世界のことを思うと相当な気骨を感じさせる。一見すると「科学対宗教」のようでもあるが、「理性対盲信」、いや「思考対思考停止」の対立をハードに描いていると思う。最初は「書物」だったのに。。。 [review] (シーチキン) | [投票(2)] |
★4 | 命を賭して貫く信念と言うより、ふとした身の処し方への拘りから袋小路へ追い込まれ引き下がれず抗えない女。愛しい女の苦境に男が成すべき誠実。宗教戦争の現代へと連なる普遍を背景にマクロとミクロの往還技法の冴えとピン送りの必然。傑作だが短いのが難。 (けにろん) | [投票(2)] |
★5 | 無意味に自虐する必要はないが、かといって反省なき団体(国家、政党、宗教その他諸々)ほど醜悪なものはない。アレハンドロ・アメナーバルは自分の属する団体の罪を暴く作品を、『海を飛ぶ夢』に続いて創りあげた。しかしそれは無責任な他人事の糾弾では決してない。 [review] (水那岐) | [投票(3)] |