妻夫木聡の映画ファンのコメント
バンクーバーの朝日(2014/日) |
鬱積を晴らす術もない抑圧の移民族史の束の間の晴れ間を描くにこの低体温が相応しい。ましてやバント戦術というショボい勝ち方ではゲームが盛り上がろう筈もないが、それでも必死だった彼等の思いは胸を打つ。怜悧で真摯な石井イズムは全篇を掌握してる。 (けにろん) | [投票(1)] | |
労働に苦渋を、差別に屈辱を、野球に爽快を感じない。本作への最大の賛辞は石井裕也君はついにメジャーに魂を売った、だろう。それなのに、通俗映画としての泣かせの段取りが悪く、しかるべきベタな感動すら起こらないようでは、イヤミを書く気力もうせる。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
面白くなりそうな題材なのに、なんでこんな残念な仕上がりなんだろう…。頭脳野球の面白さもイマイチだし、“日本人”と“日系人”はもっと違いがあるべきじゃないかなぁ。セットは素晴らしかった。 (あちこ) | [投票] |