舛田利雄の映画ファンのコメント
愛と死をみつめて(1964/日) |
美しいままで死んでゆけるならば、それはまだ幸福だろう。美しく快活な娘が、「化け物」呼ばわりされる仕打ちを受けるところにこの物語のやりきれなさはある。 [review] (水那岐) | [投票(6)] | |
吉永小百合を「化け物」呼ばわりさせた脚本は、相当の冒険。 [review] (甘崎庵) | [投票(3)] | |
顔面を半分失った20歳の少女の心が、生と死の狭間を行き来するさまが実に痛々しくはかない。なすすべなく娘を見守る父(笠智衆)の心境もまた胸を刺す。原作の持つ純愛イメージにばかり焦点があてられるが、死生観を描いた傑作として再評価が望まれる。 (ぽんしゅう) | [投票(2)] | |
難病物には違いないが、吉永小百合の聡明さ、清楚さで魅せてしまう。老人患者たちから可愛がられるそのキャラクターは、彼女のイメージそのものだ。さらに私は浜田光夫に惚れた。初めて彼を良いと思った。 [review] (青山実花) | [投票] | |
吉永小百合の迫真の演技は認めるが、全体的に感傷的にすぎる印象。[新文芸坐] (Yasu) | [投票(1)] |