舛田利雄の映画ファンのコメント
社葬(1989/日) |
全く原作を持たない、映画オリジナルのものってのが一番驚いた。てっきり原作があるからこんな物語になったのかと思っていた。 [review] (甘崎庵) | [投票] | |
新聞社という公的権力機関を舞台としながらテーマが巨悪などという抽象へ向かわず、個人の私利私欲に終始ししながら役員どもが一介のオヤジとして右往左往するさまが実に滑稽。我が身と周辺をかえりみ苦笑するも、その説得力に本音としての爽快感がある。 (ぽんしゅう) | [投票] | |
とにかくストーリーが面白い。企画(佐藤雅夫)と脚本を褒めたい。役者では、猛者に混じって存在感があった佐藤浩市(29歳)。あと目についたのは、その笑いの姿勢を崩さないイッセー尾形と真面目な山内としお、今(2015年)も昔と変わらず軽い船越英一郎。 (KEI) | [投票] | |
疾走感あるオリジナル脚本で受けた老練舛田の柔軟な腕が冴えた文句無しのナイスムービー。役者陣の面子も揃ったが両雄相見える緒形と江守が織り成す余裕のかまし合いが快感。一方吉田日出子が醸す家庭描写の良さが絶好のアクセントになった。 (けにろん) | [投票(1)] |