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石野誠三の映画ファンのコメント

雄呂血(1925/日)が好きな人ファンを表示する

長屋紳士録(1947/日)************

★5お母やん坊やが茅ヶ崎の海岸と路地を巡るシーンを筆頭に全画面、壮絶なまでに映画的。吉川満子との会話、着膨れした坊やの造形なども神懸っており、これが戦後日本が生んだ最初で最高の芸術的創作物であることを俺は信じて疑わない。 [review] (町田)[投票(3)]
★4心温まる人情喜劇。周りの監督が反戦映画を撮るのを尻目に、戦後第1作目でこれを撮ったってのは、今みんなこういうのが見たいんだよ、という監督の思いの表れのような気がする。 (くたー)[投票(2)]
★3予想通りの展開だからこそ嬉しい。「おやかましゅう」もよいが「たれ逃げ」にも笑った。そんな言葉があるのかいな。 (tredair)[投票]
★4小津監督の復帰作。既に戦後の小津映画っぽさにあふれている。 [review] (甘崎庵)[投票]
★5ほとんど時代劇。でも、感動! (ボイス母)[投票]
★4敗戦で荒廃した世相をつなぎ止めようという試み。なによりシンプルに楽しい映画として成立しているところがスゴイ。 (G31)[投票]
★4小津唯一の終末SF映画 [review] (寒山拾得)[投票(3)]
★4一人暮らしの初老の女が、父を失うかもしれない子供の名を尋ねることなく最後まで「坊や」と呼び続ける意識せざる諦観。飯田蝶子の丸まった背中に過去に受けたであろう悲しみが滲む。それは戦争で子供をなくした女の傷ではないのか、と想像してしまった。 (ぽんしゅう)[投票(1)]