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吉谷久雄の映画ファンのコメント

人生劇場 青春編(1936/日) 朗かに歩め(1930/日) 世紀は笑ふ(1941/日) マダムと女房(1931/日) 上陸第一歩(1932/日) 音楽喜劇 ほろよひ人生(1933/日) 和製喧嘩友達(1929/日)が好きな人ファンを表示する

ゑぎのコメント************

★5マダムと女房(1931/日)映画の至福。教科書的知識の取得だけで見るべき映画では全くない。まずこんなトーキー最初期から音の使い方が実に洗練されていて驚かされる。 [review][投票(2)]
★3上陸第一歩(1932/日)隣の八重ちゃん』(1934)の2年前、最初期の土橋式トーキーだが、上映されたプリントの音の明瞭さは『隣の八重ちゃん』より本作の方が上に感じた。スタンバーグの大傑作サイレント映画『紐育の波止場』の翻案という無謀な企画。 [review][投票]
★3音楽喜劇 ほろよひ人生(1933/日)東宝の前身、PCLの三角の社旗がはためく画面がロゴのように使われている。クレジットバックは撮影所の外観など、会社紹介のような雰囲気だが、これが、後の東宝砧撮影所だということだ。 [review][投票]
★3和製喧嘩友達(1929/日)本作も現存するフィルムで云えばラストシーンが傑出している。25歳の小津は汽車と自動車の併走を同一カット(フレーム)に収めるなんてことをやっていたのですね。例えばフォードの『静かなる男』、例えばヴェンダースの『さすらい』を思い起こす。このラストシーンを見られただけでも望外の喜び。小津の天才の刻印。[投票(3)]