利重剛の映画ファンのコメント
東南角部屋二階の女(2008/日) |
お行儀の良い人畜無害な映画だ。「今どきの若者は・・・」な話しを、先人の文法で、今どきの若者がなぞってみても意味はない。香川、高橋世代に今更「何か」を見つけるなどという発想が、脚本、演出デビューコンビの選択としては貧困で、手垢にまみれてうそ臭い。 (ぽんしゅう) | [投票] | |
不安を抱えて生きる若者たちと対比して、いい意味での旧さというか、安定感のようなものが背後にある作品。それを具現化しているのが物語の鍵となる「東南角部屋二階の女」の存在であろう。[ユーロスペース2] [review] (Yasu) | [投票] |