★3 | クロサワの『用心棒』をカツシン流に料理。タランティーノが本作のファンというのも頷ける。 まだあどけなさが残る藤村志保がカワユイ。彼女と市のままごと的なやり取りが微笑ましい。 (AONI) | [投票] |
★3 | 前作までの「やるせなさ」は消え、正義の市と完全なる悪との単純化された構図に変化した。つまり重厚なるドラマから痛快活劇へとシリーズの歩む道筋を決定した作品である。現在からするとこの決定が正しかったのかどうか・・・複雑である。 (sawa:38) | [投票] |
★5 | トンボが穂に止まる。藤村は子供のように笑う。市に目を移して頬についた米粒を見て同じように笑う。頬に手を伸ばす。市は手を握り動くなと云う。凍りつくふたりの顔。トンボが穂を離れる。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] |
★3 | 音楽がなんか耳慣れてるな。と思ったら、伊福部明だったか。分かるな。この人の音楽は。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★4 | 安田公義は稲垣浩の愛弟子というだけあって実に骨のある演出をする。女にだって怒る時は本気で怒るのだ。稲穂輝く前半部と、無人の宿場町を舞台とした後半部に統一された色彩感・季節感があって吉。藤村志保、藤原礼子は共に好演で大映女優帝国の層の厚さを実感させてくれる。 (町田) | [投票(1)] |