万里昌代の映画ファンのコメント
KEIのコメント |
斬る(1962/日) | 映像が素晴らしい。鬱蒼とした森、山辺の道、川辺の道のシーン、また建物内外の美しさをしっかりと画に捕えている。一方、話は邪剣、女、非情そして無理っぽい展開と柴錬らしい。‘プレ狂四郎作品'ではないか。後半、雷蔵の顔が狂四郎に見えた。 | [投票] | |
婦系図(1962/日) | 誰もが知っている(昨今ではもう誰も知らないか?)物語なので、場面(シーン)の長短をつけて、十分楽しめる構成にした。まぁ、まぁよくまとまっていた。新国劇の有名セリフ「お蔦、俺と別れてくれ」も劇画調ではなくサラッと流したのも返って良かった。 | [投票] | |
座頭市兇状旅(1963/日) | 炎天下、祭禮、立ち回る市の汗がほとばしる。物語展開がおとなし過ぎるが、剣客との幾つかの対決はすべて緊張感が比類ない。高田、万里、村瀬と女性キャラが各々際立っている。こらえた市の踊りも、印象深い。 | [投票] |