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村田陽一の映画ファンのコメント

東京上空いらっしゃいませ(1990/日)が好きな人ファンを表示する

晩春(1949/日)************

★5二人で観る能舞台の演目は「杜若恋の舞」、身分違いで結ばれなかった在原業平と恋人杜若に憑依された者の狂気の舞であるらしく、原節子の狂気を見事に具象化している。 [review] (寒山拾得)[投票(7)]
★4内容的にちょっとモゾモゾするものも感じたが、原節子が動いているのを見た最初の映画だったので非常にドキドキした。 (tredair)[投票]
★5私はある時期この映画が日本映画の中で一番好きだった。原節子三島雅夫(「汚らしい」叔父さん)とのやりとり、出戻り娘・月丘夢路の男性観の現代性、杉村春子のコメディ・リリーフの見事さ。「熊太郎」をめぐる杉村春子の演技の妙味は何度見ても驚嘆ものの可笑しさだ。 [review] (ゑぎ)[投票(11)]
★4互いに相手をおもんばかるが故に、父(笠智衆)と娘(原節子)は深く静かに対決する。父は己を封印することで、娘は自らの存在を固持することで、互いに思いを成就せんと試みる。善意や愛情といった言葉が、意味を失う肉親ならではの攻防は激しく切ない。 (ぽんしゅう)[投票]
★5原節子の視線が怖い。それを受け止める笠智衆の存在感が凄い。会話シーンのテンポの良さも素晴らしかった。まさに傑作。 (赤い戦車)[投票]
★5もうこんな世界は日本社会には消えてしまった。男女の枠を超えて個々の役割ということを、すべての大人は念頭に入れて行動をするべきなのである。 (takud-osaka)[投票]
★5原節子=紀子という突出したキャラクタの分裂性、あるいは怪物性。 [review] (3819695)[投票(10)]
★4晩年の「娘の結婚」シリーズの基調を形成したオリジナルな強度は認めつつ、それでも『麦秋』のパノラミックな複合や『秋日和』の豊穣な役者群の諧謔に比し単調且つ短調な調べに若干の物足りなさを覚える。ベーシックな小津教本。 (けにろん)[投票(1)]
★4父と娘という明快な構図も手伝って、俗世から離れて普遍に向かう小津の世界が、一番ストレートに伝わってくる映画。でも、5点は『麦秋』のためにとっておきます。 (くたー)[投票(2)]
★5笠智衆と杉村春子のなんとまあ内容のない会話に、どうしてこんなに心が動くんでしょう、、、 (動物園のクマ)[投票(5)]
★4紀子(原節子)の煮え切らない感じが好き。その奥にあるものが破滅願望に思えてちょっと怖かったけど。 (G31)[投票(2)]
★4笠智衆の顔の表情と笑い方は凄いなあ [review] (TOMIMORI)[投票(4)]