横尾泥海男の映画ファンのコメント
禁断の惑星(1956/米) |
冒頭の宇宙船が惑星アルティア4へ接近していくカットが既にかなり官能的な美しさをまとっている。アン・フランシスの脚線とキス・シーンも見どころだが、それ以上に特撮シーンが悉くエロティックで滑やかなフィルムの肌触りを感じる。勿論現在の技術と比べればチープな感は否めないが、しかし今見ても古びない品の良さがある。 (ゑぎ) | [投票(1)] | |
実はこの映画で出たモンスターは、1998年に日本で、そして2002年にアメリカで登場している… [review] (甘崎庵) | [投票(7)] | |
ロボット、地下構造物、住居の大胆な造形や意匠、素っ頓狂な音響など当時の未来アートに作者らの〈どや顔〉がすけて微笑ましいが、「知性と悪意」という理屈を娯楽の域まで高められず、お楽しみ=お色気(しかも幼稚)に逃げ込むのは典型理科系のマザコン発想。 (ぽんしゅう) | [投票] | |
今は見る時代、この頃は見せる時代。見せる工夫と内容の高尚さに畏敬の念を覚える。『惑星ソラリス』にも深い所で連綿とつながっている。 [review] (chokobo) | [投票] |