山田信夫の映画ファンのコメント
sawa:38のコメント |
英霊たちの応援歌・最後の早慶戦(1979/日) | 敵艦に突っ込み、または目前で撃墜されて無線が次々に途絶えていく。あまりにも 哀しい。靖国に行けば彼等に逢えるのだろうか?小泉さんは知覧に参拝したほうがいいような気もします。 | [投票] | |
皇帝のいない八月(1978/日) | あれっ?俺は左翼系文化人のはずだったのに・・・談:山本薩夫 | [投票] | |
美しさと哀しみと(1965/日) | 八千草薫が触れて欲しくなかった過去を理解出来ない加賀まりこ。君も触れて欲しくない胸があるのだろうに・・・PS:八千草はあまりにも美し過ぎる。 | [投票] | |
動乱(1980/日) | 史実としての「2・26」事件を追いながら、実在した首謀者の「情愛」を描くというとても難しい作品である。苦慮の末の二部構成なのだろう。監督に同情すべき点は多々あるが、高倉と吉永どちらの視点で描くかで失敗したのではないか。 [review] | [投票(1)] | |
戦争と人間 第1部・運命の序曲(1970/日) | これから9時間にも亘る左翼啓蒙映画が始まるのだという恐怖感は、次第にドラマの面白さに薄らいでゆく。エキストラの酔っ払いの台詞:「満州さえ手に入れば全部(生活が)上手くいくのに!」の台詞が全てを語る。 | [投票] | |
化石の森(1973/日) | 恐るべきは杉村春子という女優のエロティックさ。映像で語られない人生を、その芝居で容易に想像させてしまう「力」。そしてそれがこの年齢にして「おんな」を滲ませる程に淫靡だから恐れ入る。 | [投票(2)] | |
不毛地帯(1976/日) | 戦時、エリート集団の中でも際立った真のエリート足る大本営参報は、誰しもが責任を取らされる事はなかった。 [review] | [投票(3)] | |
華麗なる一族(1974/日) | 今年木村拓哉主演でTVドラマ化される本作。だからこそ本作での佐分利信を観直す必要があるのです。勿論京マチ子も当然です。仲代達矢がどうでも良い作品なんてそう滅多にお目にかかれないんです。本物の「映画」があると力説したいんです。 | [投票(1)] | |
戦争と人間 第2部・愛と悲しみの山河(1971/日) | 日本演劇界で左翼思想青年を演じさせたらピカイチの山本圭がやはり登場します。ストーリーは教科書では取り上げない日中・日満の関係を仔細に暴いてみせる。その心意気が激しく、時代による日本人の歴史感の変遷の怖さを存分に味わえる。 | [投票] | |
戦争と人間 第3部・完結編(1973/日) | ノモンハンを描いてみせた度量は映画史に残る財産に違いない。また話は変わるが全ての主要女優に濡れ場を用意した事も別の意味で大したものだと思う。個人的には1作目の松原智恵子がベストだったが・・ | [投票] | |
暗殺(1964/日) | 清河八郎という不可解な生き様をした人物は、まさに「映画的」な人物のはずである。それ故に彼の内面を丹念に描かなければ映画は成立し得ない。篠田正浩が丁寧に時間を割きながらも、それが伝わってこないというのは篠田の技量不足としか言いようがない。 | [投票(2)] | |
乱れ雲(1967/日) | 恋愛関係と対極にある男と女を2時間の映像の中でその正反対の男女へと描写していく。役者(特に司葉子)に対していったいどのような演技指導がなされたのか?監督は勿論だが、それに応えた女優司葉子が恐ろしい程素晴らしい。 | [投票(1)] |