★3 | 皇帝のいない八月(1978/日) | 山本薩夫の選り好み。 [review] | [投票(2)] |
★5 | 濡れた二人(1968/日) | 親の七光りならぬ黒光。稀代のチョコ玉俳優北大路欣也がスクリーン狭しと飛び回る。渚よう子は大映でも東映でも変わらずに悲惨。 | [投票] |
★3 | 銀座の恋の物語(1962/日) | ネオンの街・銀座っていう舞台に、青・赤・黄という原色を大胆に配しながら、全く毒々しくならない松山崇の美術装置、蔵原・間宮コンビの画面造形は流石。 [review] | [投票(1)] |
★5 | 硝子のジョニー・野獣のように見えて(1962/日) | 当時、日活は愚にも付かないカスみたいなアクション映画を濫造する一方で、その間隙を縫うように、こういう傑作を確かに産み落としていた。その福音は東宝・松竹・大映を遥かに越え、最盛期のイタリア映画に肉薄している。川島と今村、中平とこの蔵原の幾つかの作品に見られる軽さと重量感に、いつまでも俺は翻弄されていたい。 [review] | [投票(3)] |
★4 | 華麗なる一族(1974/日) | 小細工は排し豪華キャストを駆使しての物語に徹している様を「連ドラで充分」と揶揄されようとも断固支持したい娯楽大作。休憩時間のトイレで味わう一体感はまた格別。 | [投票(3)] |
★4 | 告訴せず(1975/日) | 本筋と余り関係ないところで江波杏子のバクダンみたいなおっぱいが拝めるという、実に’70年代らしい逸品。バカボンパパ青島の持つ大らかさは作品の大きな魅力となっている。お話も面白いです。 | [投票(1)] |
★4 | 暗殺(1964/日) | 冒頭の時代背景解説、句読点としての静止画挿入、ラストの主観カメラなど配慮は行き届いてるが、台詞化された音読専門用語を残さず聞き取り物語を掌握するにはそれなりの知識が要る。綿密取材に基づく大胆仮説が決め手の司馬文学と篠田のハッタリめいた演出は相性が良く、丹波八郎・佐田竜馬・木村只三郎は其々適役。 | [投票(1)] |
★4 | 乱れ雲(1967/日) | こういう男を演じて全然厭らしくならないのだから加山雄三の役者としての資質は本当に大したもの。あと二・三本、成瀬に撮って貰っていたら現在の評価も大分違っていただろう。司葉子も相変わらず良い。森&草笛のW光子も十八番を好演。武満徹の音楽も印象的で効果的。 | [投票(3)] |